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【スポーツ】

ディープインパクト死ぬ 無敗で三冠「空飛ぶ馬」

2005年5月、日本ダービーを制した武豊騎手騎乗のディープインパクト=東京競馬場で

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 二〇〇五年に無敗の三冠馬となるなど中央競馬のGIで史上最多タイの7勝を挙げ、その快走ぶりから「空を飛ぶ馬」と呼ばれた名馬ディープインパクトが三十日早朝、死んだ。十七歳だった。 

 種牡馬として繁養(けいよう)していた北海道安平町の社台スタリオンステーションによると、同馬は今月二十八日に頸部(けいぶ)の手術を受け、経過は安定していたが、二十九日の午前中に突然起立不能となった。三十日早朝の検査で頸椎(けいつい)に骨折が見つかり、回復の見込みが立たないため安楽死の処置が取られた。同馬は体調不良で今年三月末から種付けを中止していた。

 名種牡馬サンデーサイレンス産駒で池江泰郎厩舎(きゅうしゃ)に所属し、武豊騎手が全レースに騎乗したディープインパクトは〇四年十二月にデビュー。〇五年は皐月賞、日本ダービー、菊花賞を制し、7戦7勝でシンボリルドルフ以来、史上二頭目となる無敗でクラシック三冠を獲得した。後方で脚をため、最終コーナーで大外から飛ぶように一気に追い上げるレースぶりがファンを熱狂させた。

 同年の有馬記念で2着と敗れたが、〇六年は天皇賞・春、宝塚記念を連勝。秋にはフランスの凱旋(がいせん)門賞に挑戦して3位に入線したが、後に禁止薬物が検出されて失格。しかし帰国後のジャパンカップ、引退レースの有馬記念も圧勝して有終の美を飾った。

 通算成績は14戦12勝(うち海外1戦0勝)、日本中央競馬会(JRA)獲得賞金は十四億五千四百五十五万一千円。〇八年には競馬の殿堂入りした。

 種牡馬としても今年のロジャーバローズのほかキズナなどダービー馬五頭や、牝馬三冠のジェンティルドンナを含む多数のGI馬を出した。

 

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