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【スポーツ】

久我山エース高下 涙の14失点 高い壁痛感「歯が立たず」

3回途中8失点で国学院久我山・問矢(10)と交代した先発の高下=甲子園で

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◇全国高校野球選手権<第8日> 敦賀気比19−3国学院久我山

 国学院久我山は甲子園初勝利を挙げた初戦の勢いのまま、選抜大会で優勝経験のある敦賀気比に挑んだが、19失点大敗。先発のエース高下は「どの球も打ち返された。全く歯が立たなかった」。目を真っ赤にして声を絞り出した。

 序盤から猛攻を受けた。一回2死から主軸に5連打を浴び3失点。タイムで間を取り、次の打者を打ち取って流れを断ち切ったかに見えた。だが、二回、三回にも失点。三回2死で右翼の守備に回った後、七回途中から再登板したが、立て直せなかった。計5回2/3を14失点だった。

 143球で完投した5日前の初戦から連投。「疲れはなく、調子も悪くなかった」と言う。歴史的な1勝を飾り「誇らしい気持ち」で再び臨んだが、「もう一つ先に進むレベルには達していなかった」。女房役の宮崎も「(相手は)コンパクトな振りで、どの球にも対応してきた。正直、手の施しようがなかった」と高い壁を痛感した。

 試合後、高下は「高校卒業後は、野球を続けるつもりはない」と明かした。「マウンドでわがままだった自分を、声掛けや守りでずっと支えてくれた。感謝しかない」と仲間への思いを語ると、唇を震わせた。 (高橋淳)

 

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