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【スポーツ】

G劇的サヨナラ、M20 両リーグ、今季初点灯

 セ・リーグは24日、首位巨人が自力優勝の可能性を残していたDeNAに延長十一回、8−6でサヨナラ勝ちし、5年ぶりの優勝へのマジックナンバーを「20」で両リーグを通じて今季初めて点灯させた。巨人は残り28試合で20勝すれば、2位広島と3位DeNAがそれぞれ残り試合に全勝した場合でも勝率を上回れる。

◇巨人8−6DeNA

 巨人が延長を制してサヨナラ勝ちした。5−6の九回2死から坂本勇の適時打で追い付き、延長十一回無死二塁で代打石川の中越えへの2ランで試合を決めた。DeNAは八回に逆転したが救援陣が粘れず、3位に転落した。

◆伏兵石川2ラン

 快音を残し、ファンの大歓声に後押しされた打球が中堅右へ消える。延長十一回。互いに一歩も譲らない熱戦は、代打石川のサヨナラ2ランで巨人に軍配が上がった。「本当に奇跡」。優勝へのマジックナンバー「20」を初点灯させ、伏兵が破顔した。

 原監督が「ああいう場面で彼らしさが出た」とたたえた劇的な一発。元をたどれば、1点を追う九回2死から見せた同点劇にたどり着く。

 DeNAの守護神、山崎から重信、阿部が連続四球を選び、2死一、二塁で坂本勇。2球で追い込まれたが、右腕が三たび投じたツーシームに食らい付いた。「何とかしたかった」。主将が放った執念の左前適時打でチームはよみがえった。

 指揮官のタクトもさえた。延長十一回。先頭の重信が右前打で出塁すると、投手の田口をそのまま打席へ。送りバントの構えを見せたが、2球目に重信が二盗に成功。「戦術だから」とけむに巻いたが、相手バッテリーが単独スチールへの警戒感が薄かったことは確か。得点圏に走者を進めたところで石川を田口の代打に送り、サヨナラ勝ちを呼び込んだ。

 5年ぶりとなるリーグ優勝へのカウントダウンが始まった。ただ、原監督は「もうちょっと小さな数字になったら言いたいこともあるが、(今は)全くない」と話す。この日のように粘り強く、目の前の一戦に集中して戦う。その積み重ねの先に歓喜の瞬間が待つ。 (中川耕平)

◆東が登録外れる

 DeNAの東が24日、出場選手登録を外れた。試合前の練習には通常通りに参加していたが、ラミレス監督は左肘に張りがあると説明し「できれば最短(10日間)で戻って来てほしい」と話した。東は前日23日の巨人戦で8回1失点と好投して4勝目を挙げていた。

 

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