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【スポーツ】

大坂、スキなし16強 テニス全米OP

女子シングルス3回戦で対戦後、敗者のコリ・ガウフ(左)に声を掛ける大坂なおみ=ニューヨークで(共同)

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 【ニューヨーク=共同】全米オープン第6日は8月31日、当地のビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、女子シングルス3回戦で昨年優勝の第1シード、大坂なおみ(日清食品)が世界ランキング140位の15歳、コリ・ガウフ(米国)に6−3、6−0で完勝し、16強入りした。4回戦では第13シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)と対戦する。

 ダブルス2回戦は男子のマクラクラン勉、ルーク・バンブリッジ(英国)組が勝ったが、女子の青山修子(近藤乳業)アレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)組は敗れた。

 男子シングルス3回戦では第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が勝ち上がった。

◆涙の15歳に女王の気遣い

 21歳の大坂が、6歳下の新星ガウフを女王の強さと優しさで包み込んだ。1時間5分の完敗で涙にくれる相手を「シャワー室で一人泣くより話をした方がいい」と誘い、勝者と敗者が並んでセンターコートでインタビューを受けた。「応援に来てくれた人に何かを伝えてほしい。本能的にそう思った」。広い視野で15歳を気遣った。

 ウィンブルドン選手権16強、ガウフとの注目の一戦。2連覇を狙う大坂の強さは第1セットの第6ゲームに凝縮されていた。最初はフォアの難しいボレーで得点。その後はバックハンドを鋭角なコースに決め、リターンは相手の弱いバック側を狙ってブレークした。

 パワーだけでなく技術、戦術も着実にレベルアップしていることを証明すると、4−3からは第2セットまで8ゲームを連取。過去に全米のセンターコートで悔し涙も、歓喜の涙も流してきた世界ランク1位の実力者が経験の差を見せつけた。

 2人は数年前にフロリダ州の同じ施設で練習をしていた時期があった。ガウフを後輩として、将来のライバルとして気にかける前回覇者は「これから何度も対戦するはず。いつか四大大会の決勝で対戦できたら」と夢を膨らませた。 (共同)

 

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