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【スポーツ】

進む道が見えた夏「まだ成長できる」 敗れてもなおみスマイル テニス全米OP

ベリンダ・ベンチッチに敗れた後の記者会見で明るい表情を見せる大坂なおみ=ニューヨークで(共同)

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 【ニューヨーク=共同】全米オープン第8日は2日、当地のビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、女子シングルス4回戦で昨年覇者の大坂なおみ(日清食品)はベリンダ・ベンチッチ(スイス)に5−7、4−6で屈し、8強入りを逃した。大会後の9日付世界ランキングで1位から後退し、世界2位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)が1位に返り咲く。

 2連覇に届かなかったが、成長を実感したからこそ表情が明るかった。どん底だった春先や初戦敗退のウィンブルドン選手権と違い、進むべき道が見えた様子。速いテンポのラリーが効果的と仕掛けてきた相手に屈し「ベストなプレーをする選手に対しても何とか勝たないといけない。この夏は多くのことを学んだ」と納得した表情だった。

 同じ1997年生まれで今季2戦2敗の相手に間の短い打ち合いで先手を打たれ、ペースを握れなかった。5回以上のラリーで大坂は10ポイント、ベンチッチが26ポイント。ベースラインの勝負で根負けした格好だ。前哨戦で痛めた左膝の状態も万全ではなく、第2セット途中には痛み止めの薬を飲み「自分の動きが悪かった」と認めた。

 トップ選手がマークされる中で勝ち切るには厳しい状態や劣勢から流れを戻すため、戦術などの引き出しの多さが不可欠。大坂は「まだまだ成長できる」と伸びしろを強調する。1月に全豪オープンで四大大会2連勝を達成するなど「執筆途中の本」とたとえた激動の1年で、今大会の章のタイトルを「プロセス」と表現した。さらに強くなるための過程だ。

 

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