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【スポーツ】

西武、連日サヨナラ 連覇へM9点灯

11回西武2死、左翼手の失策を誘う飛球を放ち、サヨナラの生還をする木村=メットライフドームで

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 パ・リーグは15日、西武が6−5でロッテにサヨナラ勝ちし、ソフトバンクが5−7で日本ハムに敗れたため、ソフトバンクに代わって首位に浮上した西武にリーグ2連覇へのマジックナンバーが「9」で今季初点灯した。

 西武とソフトバンクは直接対決を終えており、西武が残り9試合に全勝すれば優勝が決まる。ソフトバンクは12日の西武との最終戦に勝って優勝マジックを「12」で初点灯させ「11」まで減らしていた。

 また、西武は3年連続のクライマックスシリーズ(CS)進出が決まった。セ・リーグは巨人が2年連続12度目となるCS進出を決めた。ともに3位以内が確定し、リーグ一番乗りの進出決定。

◇西武6−5ロッテ

 西武が2試合連続のサヨナラで3連勝し首位に浮上した。5−5の延長十一回2死無走者から木村の飛球が左翼手の失策を誘い、一気に生還した。十一回を抑えた平良が2勝目。ロッテは終盤に逆転され、3連敗で勝率5割に転落した。

     ◇

 引き分けもよぎり始めた5−5の延長十一回2死無走者。西武の木村が放った打球は左中間に舞い上がった。「レフトが両手を横に広げたので、打球を見失ったと思い、ぐんぐんスピードを加速した」。左翼手の加藤が飛球を捕れずに中堅手の荻野と交錯してボールは転々とフェンス際へ。快足を飛ばした木村は両手を広げ、サヨナラ勝ちを決めるホームを駆け抜けた。

 薄暮の天井の色とボールが重なった。「夕方になると外が暗くなってボールが消えるんですよ。僕も外野手だからよく分かる」と木村。本拠地の特徴を熟知するからこその好判断、好走塁だった。記録は左翼手の失策で、ランニングホームランとはならなかったが、「チームが勝ったことが一番うれしい」と喜んだ。

 この日も苦しい戦いを強いられた。七回にロッテに勝ち越され、八回には源田の2点打と森の今季100打点目となる右越え適時二塁打で逆転したものの、九回に送り出した平井が追いつかれた。辻監督は「本当はあそこで勝ち切らないといけないが、その後をよく同点でしのぎ切った」と救援陣の奮闘をたたえた。

 2戦連続の延長サヨナラ勝ちで再び首位に立ち、今季初の優勝マジック「9」が点灯した。ただ、指揮官は「マジックなんてあってないようなもの。残り9試合を必死で戦うだけ。タフな試合をしてくれる選手が心強い」と言葉に力を込めた。 (牧田幸夫)

 

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