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【スポーツ】

御嶽海、軽快はたき

御嶽海がはたき込みで玉鷲を下す

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◇大相撲秋場所<10日目>

 1場所での大関復帰を目指す関脇貴景勝は平幕正代を力強く押し倒し、8勝目を挙げて勝ち越した。ともにかど番の大関陣は豪栄道が小結阿炎に押し出され4敗目を喫した。栃ノ心は千代大龍を寄り切って5勝目。関脇御嶽海は玉鷲をはたき込んで勝ち越し。隠岐の海、明生の平幕2人がともに敗れて1敗がいなくなり、御嶽海、貴景勝、平幕朝乃山を加えた5人が2敗でトップに並ぶ混戦となった。

 突き押しで前に出る持ち味の御嶽海からすれば、褒められた闘いではなかった。それでも白星を手に入れ「本当は前に出て行きたい。でも体が動いていることが分かった。星を落とさないのは大きい」。玉鷲を呼び込む内容ながら、一定の手応えを口にした。

 過去18勝2敗と合口のいい相手だが「雰囲気が違った」と、立ち合いであえて踏み込みを緩めた。パワーのある玉鷲に押し込まれて引くものの、下からの突き押しで応戦。土俵を半周ほど回り込み、最後ははたき込んだ。

 今場所は連日外食ながら、炭水化物を取り過ぎず、脂の多い牛肉を控え、鶏肉や豚肉を中心に食べる。炎症や疲労軽減に効果のあるとされる亜麻仁油も口にする。「体重を落とすよりは体の軽さ」。食事面の気遣いが土俵で落ち着いた反応を生み出している。

 1敗の隠岐の海と明生が相次いで敗れ、優勝争いのトップは御嶽海を含めた5人が2敗で並んだ。13勝を挙げて初優勝を飾った昨年名古屋場所以降、2桁勝利が一度もない。「今場所の大前提」と10勝を目標に設定した。「あと2つ勝てば目標を達成する。それしか考えてない」と御嶽海。一つ上の地位にたどり着くため、今は賜杯よりも勝ち星を重ねることだけをにらむ。 (永井響太)

 

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