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【スポーツ】

<ラグビーW杯>最強かけ戦い火ぶた 優勝候補、あす激突

 アジア初開催となるワールドカップ(W杯)には世界の強豪が一堂に会し、優勝杯「ウェブ・エリス・カップ」を争う。史上初の3連覇を目指すニュージーランドと、過去2度の優勝経験がある南アフリカは21日にそれぞれの初戦で当たり、大会序盤から好カードが実現した。両チームは先発メンバーを発表し、ニュージーランドの司令塔ボーデン・バレット、南アフリカのフッカー、マルコム・マークスらが順当に名を連ねた。

 3度目の優勝を目指すオーストラリアも21日に初戦を迎え、フィジーと対戦する。前回大会で日本を率いたエディー・ジョーンズ氏は、イングランドを率いて22日にトンガとの初戦に臨む。

◆ニュージーランドB・バレット 3連覇導く司令塔

ニュージーランド代表「オールブラックス」の司令塔ボーデン・バレット(下)=いずれもゲッティ・共同

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 史上初のW杯3連覇を狙うニュージーランド代表「オールブラックス」の攻撃をリードする。28歳のバレットは司令塔として世界屈指の技術とスピードと、高い判断力を兼ね備え「王国」の期待を一身に背負う。

 187センチ、91キロ。2012年に21歳の若さで代表デビューした。代表を退いた名SOのカーター(現神戸製鋼)の控えだった15年W杯は途中出場で連覇に貢献。その後は世界最強チームの正SOとして活躍し、国際統括団体の年間最優秀選手にも2度選出された。今年は背番号10を後輩のモウンガに譲り、自身はFBでの先発起用が続く。この「ダブル司令塔」の成否に世界が注目する。

 8月17日に行われたオーストラリアとの伝統の定期戦「ブレディスロー杯」第2戦も、前半はFBとしてカウンター攻撃から巧みなランでトライを引き出し、終盤にはSOに移って第1戦の雪辱を果たした。

 父親も元選手でラグビー一家として有名。弟2人は代表経験があり、定期戦第1戦はロックのスコット、第2戦ではバックスのジョーディーと共にピッチに立った。3兄弟でW杯での活躍を目指す。

◆南アフリカM・マークス 規格外のフッカー

南アフリカのフッカー、マルコム・マークス

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 「世界最高のフッカー」との呼び声が高い。今年のラグビー南半球4カ国対抗を制した南アフリカの25歳、マークスのプレーは、現代ラグビーで重要性を増す「背番号2」のポジションの最先端モデルとして世界の注目を集める。

 189センチ、117キロ。強力スクラムを束ね、ラインアウトでのスローインは正確無比。相手選手を吹き飛ばして突進したかと思えば、バックス並みのスピードでトライを挙げる。

 さらにタックル後の密集で相手ボールを奪い取る「ジャッカル」も巧みと、多彩な能力で従来のフッカーのイメージを覆す。

 高校までは走力を生かしたフランカー。フッカーに転向して2016年に代表へ初招集されると、17年には南アフリカの最優秀選手に選ばれた。世界最高峰のスーパーラグビーの強豪チーム、ライオンズで活躍し、W杯で3度目の頂点を狙う「スプリングボクス」の看板選手として日本大会に乗り込んできた。

 W杯後に、トップリーグのNTTコミュニケーションズに加入する。

 

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