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【スポーツ】

V奪取 1差せめぎ合い レオM3 タカ猛追

◇楽天7−5西武

 楽天が3年ぶりの西武戦勝ち越しを決めた。2−2の三回に銀次の犠飛で勝ち越し、五回に浅村の31号2ラン、七回に浅村の適時二塁打、銀次の適時打で加点した。石橋は八回途中5失点で8勝目。西武は榎田が5回5失点と崩れた。

 ◇ 

 西武は終盤の八回に中村の2ランと外崎のソロで反撃したが及ばなかった。辻監督は「すんなり終わるよりは良かった」と次戦に気持ちを向けたが、2点差に迫ったことを考えると、五回に喫した浅村の2ランは何とも痛い。

 榎田本人も「もう少し考えなければいけなかった」と猛省した場面だ。四回までに2−3とリードを許し、もう1点も与えられない。1死一塁。1ボールから投げたスライダーが甘くストライクゾーンに入り、左翼席に運ばれた。

 榎田は一回、三回、五回といずれも先頭打者を安打で出し、失点を重ねた。マジック減らしを期待されたマウンドで5回6安打5失点。「コースいっぱいの球を『ボール』と判定され、中途半端なところに投げてしまった。もっと大胆に攻めれば良かった」と振り返った。

 頼みの打線は三回から七回まで、打者の懐を思い切って攻める石橋を打ちあぐんだ。チームは8月19日以来の連敗で、今季の楽天戦負け越しも決まった。指揮官は「楽天は後ろの投手が強いので、先発を早めに打たないと苦しくなる」と気を引き締める。

 優勝マジックは「3」のまま、残り試合が一つ減って3。このうち2試合が楽天戦だ。もう一つも負けられない。 (牧田幸夫)

◇ソフトバンク6−5オリックス

 ソフトバンクは明石の先頭打者本塁打、柳田の適時打で一回に2点を先取。4−2の七回にグラシアルの27号2ランで加点した。五回から継投でしのぎ、森が35セーブ目を挙げた。オリックスは七回に1点差としたが及ばなかった。

 ◇ 

 やはり4番が打てば、打線に勢いが出る。ソフトバンクの柳田が3安打2打点の活躍。救援陣がばたついて1点差まで迫られたが、積み重ねた6得点が最後まで効いた。西武のマジックは3のまま。1ゲーム差に迫った。

 2−2の六回、無死一塁。柳田は1ボールから2球目のカットボールを、鋭いスイングではじき返す。打球は右中間を真っ二つ。勝ち越しの三塁打になり、「いいところに飛んでくれた」。塁上で笑顔を見せた。

 一回は右前適時打、四回には中前打を放った。左脚の故障から復帰後、初の3安打に「由伸(山本)から打ててうれしい」。本来の打撃が影を潜めていただけに、好投手を攻略したのは大きい。

 チームが停滞していた要因の一つが、4番の不調だった。デスパイネは前日まで5試合で18打数無安打、10三振。前日はグラシアルが4番に座った。この日、工藤監督はチームの顔、柳田に託した。起用が当たり、指揮官は「(柳田は)持っている」とほっとしたように話した。

 西武が有利な状況に変わりないが、勝ち続けた先に優勝の可能性がある。柳田は言う。「あと四つ、勝ちます」。ソフトバンクは諦めない。

 

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