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【スポーツ】

<ラグビーW杯>サモア、苦戦のち大爆発 前半は反則連発 後半5トライ

◇サモア34−9ロシア

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会第5日は24日、埼玉・熊谷ラグビー場で1次リーグの1試合が行われ、日本と同じA組のサモアがロシアに34−9で逆転勝ちし、白星スタートした。

 サモアは勝ち点5を獲得して、日本、アイルランドに並んだ。ロシアは2連敗で勝ち点0。

 サモアは前半にシンビン(一時退場)が相次ぎ、5−6で折り返した。だが、後半に地力の違いを見せて5トライを挙げた。堅い防御でロシアをノートライに封じた。

   ◇

 1次リーグA組のライバル、サモアの強みと弱みが前後半でくっきりと浮かび上がった。前半は反則が多く、2人の一時退場者を出すなど苦戦。後半は一転して5トライの爆発力を発揮してロシアに逆転勝ちした。ハーフタイムにゲームキャプテンのブイは「頭を落ちつかせて自分たちの仕事に集中しよう」と呼び掛けたと明かし、空回り気味の気合が後半ようやくかみ合った。

 前半はロシアの遅いペースに巻き込まれ、相手に2本のPGを与えて5−6とリードを許した。27分にCTBリーロ、29分にはマトゥウが危険なタックルで10分間の一時退場。流れが悪くなると反則を繰り返す前回大会の日本戦でも露呈した悪癖は相変わらずだった。

 後半は日本戦から中3日の日程で足が止まったロシアを、縦への突進と横への揺さぶりで突き崩した。後半4分に逆転トライを奪うと、その後はWTBフィドウの2トライなどで加点。終了間際にもWTBレイウアが右サイドを単独で走り切って駄目を押すなど高い得点力を発揮。ジャクソン監督は「ボールを展開して、局面を重ねるプレーに変えた」と相手の守備を分散させる作戦が的中し、結果的にロシアから日本を上回る34点を奪った。

 日本は10月5日にサモアと対戦する。勢いづかせると怖い相手なのは間違いない。ただ、セットプレーや組織的な守備に弱点を見せた前半の展開には、はっきりと攻略のヒントが見えた。

<勝ち点> (1)勝者は4点(2)引き分けは両者に2点ずつ(3)敗者は0点(4)勝敗にかかわらず4トライ以上を取ったチームに1点(5)7点差以内で負けたチームに1点

 

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