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【スポーツ】

<ラグビーW杯>大一番へ 日本に隙なし あすアイルランド戦 マフィ先発

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会1次リーグA組の日本は26日、第2戦のアイルランド戦(28日、静岡スタジアム)の登録メンバー23人を発表し、フランカーのリーチ主将が控えに回った。今月上旬に右肩を痛めたナンバー8のマフィが復帰した。

 開幕のロシア戦から先発4人を入れ替えた。フランカーは姫野とゲーム主将のラブスカフニが務める。右プロップはバルに代わって具が先発。バックスはハイボール対策として、開幕戦でFBだった長身のトゥポウをWTBに移し、FB山中が初先発する。右脚を痛めているWTB福岡は第2戦もメンバー外だった。

 キャンプ地の浜松市で記者会見したジョセフ・ヘッドコーチ(HC)は、リーチを先発から外した理由を「ベンチからインパクトを与える選手が必要だ」と説明。ボール保持力の高い相手に「不用意なキックをしてボールを渡さないことが大事だ」と語った。

 両チームとも初戦で勝利し、勝ち点5を獲得している。世界ランキングは日本の9位に対し、アイルランドは2位。過去の対戦成績は日本の9戦全敗。

ボールを持ってウオーミングアップするトゥポウ=24日、浜松市内で

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◆リーチ控え トゥポウ、山中に期待

 世界ランキング2位の難敵相手に番狂わせを起こすための決断だ。ジョセフHCは本調子でないリーチ主将を控えに回す一方、相手のハイパント攻撃に対応するため、バックスで最も身長の高い188センチのトゥポウと山中をWTB、FBに並べた。

 リーチは3月の恥骨炎の影響で実戦復帰が遅れ、ロシアとの開幕戦でも、やや精彩を欠いた。ジョセフHCは「競争は激化している」と好調な選手を優先して起用。リーチには途中出場からの奮闘に期待を寄せる。

 大黒柱がグラウンドにいなくても、日本は動じない。現代表にはリーチを含めリーダーと呼ばれる選手が10人おり、チームをけん引する意識を高めてきた。その1人のCTB中村は「自分がやらないといけないという責任感がある。問題ない」と頼もしい。

 ボールを高く蹴り入れてくるハイパント攻撃への対応は日本の課題で、アイルランドはそこを突いてくるはずだ。トゥポウはWTBでの出場は代表で初めてだが、スーパーラグビーのサンウルブズで経験があり「ハイボールをしっかり捕る」と意気込む。

 アイルランドに勝てば前回大会で南アフリカを破った大金星に匹敵する。「試合会場は満員だろう。大舞台が楽しみだ」と指揮官。日本は4年前の熱狂の再現を狙う。 (対比地貴浩)

 

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