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【スポーツ】

<ラグビーW杯>恐るべきスコットランド 控え組で爆勝 日本戦へ

スコットランド−ロシア前半、パスカットからトライを決めて喜ぶスコットランドのG・ホーン=静岡スタジアムで

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 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会第17日は9日、静岡スタジアムなどで1次リーグ3試合が行われ、日本と同じA組で世界ランキング9位のスコットランドが同20位のロシアに61−0で大勝し、日本の決勝トーナメント初進出は持ち越しとなった。

 前半に3トライ、後半に6トライを重ねたスコットランドは、4トライ以上に与えられるボーナス点1も得て、2勝1敗の勝ち点10とした。A組は3戦全勝で同14の日本、2勝1敗で同11のアイルランドを含む3チームが8強入りを争う混戦。ロシアは4連敗で大会を終えた。

 D組はウェールズが4トライを挙げてフィジーを29−17で下して勝ち点14に伸ばし、同11のオーストラリアとともに準々決勝進出を決めた。フィジーは1勝3敗で3大会ぶりの8強を逃した。

 C組はアルゼンチンが計7トライで米国に47−17と快勝し、2勝2敗の同組3位となり、次回2023年大会の出場権を獲得した。米国は3戦全敗。 (世界ランキングは8日付)

 控え組と言っていいスコットランドが、期待をはるかに上回る結果を残した。タウンゼンド監督は「試合日程は分かっていたので、どう管理するかをずっと考えてきた」。ここまではサモア戦に途中出場しただけだったSHのG・ホーンとSOヘースティングズのハーフ団が、球を大きく動かしてロシアに重圧をかけ、守備網を次々に破った。

 守備の裏をつくヘースティングズのキックが効果的だった。前半17分にはキックを自分で追い掛け、もう一度足にかけてインゴールへ運びトライ。G・ホーンが相手のパスをインターセプトした21分のトライは、守備に追われながら敵陣深くまで蹴り出したヘースティングズのタッチキックの直後だった。

 欲しかった4トライのボーナス点を、後半4分には早々に奪う快勝。G・ホーンは「みんなプレーできることに興奮していた。誰もがっかりさせたくなかったのでいい試合ができた」と胸を張った。サモア戦から14人を入れ替えて主力を休ませた試合。日本戦まで望みをつながなければという控え組の責任感が猛攻を生んだ。

 ボーナス点を得て日本との勝ち点差を4まで詰めた。日本戦ではまず勝利が必須で、さらにお互いのボーナス点の有無が運命を分ける可能性もある。WTBのグレアムは「4トライ以上を取らないといけないと思っている」。

 タウンゼンド監督は「ちゃんと休むことが大事。日曜日に一番いいラグビーができるよう準備する」。主力を休ませての大勝は、大一番に向けての勢いを生みそうだ。 (海老名徳馬)

 

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