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【スポーツ】

<ラグビーW杯>きょうスコットランド戦 8強へ雪辱、思い一つに

台風が接近する中、スコットランド戦に向けての練習で円陣を組み集中する日本代表=東京都内で

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 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で8強入りを狙う日本代表は、13日に日産スタジアムで行われる1次リーグA組最終戦でスコットランドと対戦する。12日は台風19号による強い風雨の中、東京都内で午前8時半から約1時間、最終調整を行った。

 ロッカールームから外に向かう通路は水であふれ、選手が膝までつかってグラウンドに出るほど。公開された冒頭のウオーミングアップ部分ではSH流らが体を動かした。

 練習は雨や風が極めて強くなる前に終了。チームは13日の試合に向け、午前中に都内を出発して横浜市に移動。出発は午後の予定だったが、移動が困難になることを警戒して時間を早めた。

     ◇

 大事な試合を翌日に控えた12日。台風が近づきつつあったが、日本代表は東京都内で前日練習を強行した。風雨が強まる前の午前中でも、ピッチは走ると水しぶきが上がるほど。雨も降っていたが、どの選手もきびきびと体を動かし、表情には大一番に向けた気迫がみなぎっていた。

 もし台風で試合が中止になれば、史上初の1次リーグ突破が決まる。だが、そんなことは誰も望んでいない。スコットランドは4年前の前回大会で唯一敗れた相手。13日の試合は初の8強を懸けると同時に、リベンジを狙う戦いでもある。主将のリーチは「最初から(試合中止の)話はしていない。強さを証明するチャンス」と必勝を掲げた。

 2015年の前回W杯は、大金星を挙げた南アフリカ戦から中3日で臨み、10−45と大敗。翌年のテストマッチ2連戦では初戦を13−26で落とし、第2戦は後半に逆転されて16−21で連敗。3試合に先発したプロップ稲垣は「悔しさを忘れたことはない」。

 日本はその後の強化策が実り、今大会は開幕から3連勝。前回W杯のスコットランド戦で先発したWTB福岡も「ここで勝って8強入りというのが、今まで(目標として)やってきたこと」。斬新なサインプレーを使う秘策も示唆し、「楽しみにしながら試合を待っている」と気負いはなく、自身でトライを決める光景を思い描いている。

 自分たちは、どのくらい成長したのか。スコットランドは、最高の試金石。当然、勝てば悲願の8強につながる。「どれだけいい準備ができるか。半端ない努力が必要」とリーチ。雪辱への思いしかない。 (対比地貴浩)

 

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