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【スポーツ】

タカ4連勝決着 内川バントダメ押し ファイナルS第4戦

 クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は13日、セ、パ両リーグともに第4戦が行われ、セは5年ぶりにリーグ優勝した巨人がレギュラーシーズン3位から勝ち上がった阪神を4−1で下してリーグ優勝による1勝のアドバンテージを加えて対戦成績を4勝1敗とし、パは2位ソフトバンクがリーグ2連覇した西武に9−3で快勝して4連勝を飾って日本シリーズ進出を決めた。巨人は6年ぶり35度目、ソフトバンクは3年連続19度目(南海、ダイエー時代を含む)の出場。

 CS突破がセ、パ同日に決まるのは、2009年以来2度目。セの最優秀選手にはファイナルステージで3本塁打を放った岡本が選出された。パは今宮が選ばれた。

 日本シリーズは19日にヤフオクドームで開幕。巨人とソフトバンクの顔合わせは2000年以来11度目で、巨人は7年ぶり、ソフトバンクは3年連続の日本一を目指す。

◇ソフトバンク9−3西武

 ソフトバンクは17安打で9点を奪い、4連勝を飾った。今宮が三回にソロを放って先制すると3−2とされた直後の六回に2ラン、九回にも2ランをマークした。先発したバンデンハークが4回1/3を2失点で降板すると、その後は継投で反撃を抑えた。

 西武は中盤にメヒアと山川の本塁打などで追い上げたが、投手陣が踏ん張れなかった。

 ◇ 

 17安打9得点。第4戦もソフトバンク打線が容赦なく相手の投手陣に襲いかかった。王者西武に一度も流れを渡すことなく4連勝で決着。工藤監督は「リーグ優勝を逃し、CSは絶対に勝つという思いで戦った。選手たちはしっかり準備し、一球一球に集中してくれた」とうなずいた。

 2点リードで迎えた七回は、最後まで手綱を緩めない工藤采配を象徴する攻撃だった。先頭の松田宣が敵失で出塁し無死二塁。内川には送りバントを指示した。1死三塁として甲斐の代打長谷川勇が適時二塁打で起用に応えた。今宮も適時打を放ち決定的な2点を奪った。直前に山川の中越えソロで反撃してきた西武の戦意をそぎ落とした。

 4戦目で初めて一回に得点できなかった。だが、三回に今宮が左翼席にソロをたたき込み4戦連続で先制した。「今日決める気持ちで集中した」という今宮は、その後も猛打さく裂。六回に中押しの左越え2ランを放つと、九回にもダメ押し2ランを左翼席に運んだ。5安打3本塁打6打点の活躍に「レギュラーシーズンの悔しさをぶつけた」。

 今回のCSを指揮官は「勝つために何が最善かを考え、決断した」と振り返る。4連勝への流れをつくった第1戦、「CS男」の内川の代打として送った長谷川勇が同点打を放ち、3戦ぶりに5番で先発復帰した松田宣が4打点。第2戦も3試合ぶりに先発した中村晃が3打点を挙げた。千賀が快投を演じた第3戦は、育成同期の牧原が4打点。そして、この日は今宮だった。

 先手必勝の勝負手がずばりと決まり、日替わりでヒーローが誕生する。ほぼ不動のオーダーで臨み、作戦が後手に回った西武とは対照的だった。日本シリーズ3連覇へ工藤監督は「パの代表として熱い試合をやる」と決意を語った。

  (牧田幸夫)

 

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