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【スポーツ】

15歳シェルバコワ初V 4回転ルッツ2度、衝撃GPデビュー

女子で優勝したロシアのアンナ・シェルバコワのフリーの演技=ラスベガスで(共同)

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 【ラスベガス(米ネバダ州)=共同】グランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカ最終日は19日、当地で行われ、女子でショートプログラム(SP)2位の坂本花織(シスメックス)はフリー4位の129・22点にとどまり、合計202・47点で4位だった。SP3位の樋口新葉(わかば=明大)はフリー6位の合計181・32点で6位。

 15歳のアンナ・シェルバコワ(ロシア)が高難度の4回転ルッツを2度決めてフリー1位となり、SP4位から逆転して合計227・76点でGP初出場優勝。SP首位のブレイディ・テネル(米国)がフリー2位の合計216・14点で2位。山下真瑚(愛知・中京大中京高)は合計142・40点で12位に終わった。

 男子はSP8位の友野一希(同大)がフリー4位の合計229・72点で5位となり、島田高志郎(木下グループ)が合計216・22点で10位だった。世界選手権2連覇のネーサン・チェン(米国)がSPに続いてフリーも1位の合計299・09点で3連覇した。

 男子でも高難度の超大技で勢いに乗り、先輩たちを抜き去った。SPで4位だった15歳のシェルバコワがフリーで4回転ルッツを2度も成功。世界歴代2位の160・16点を出して逆転し、衝撃のGP初出場優勝を果たした。「きれいな演技を見せることができた」とうれしそうに笑った。

 冒頭で4回転ルッツ−3回転トーループを決め、次に単発の4回転ルッツを成功。出来栄えで2・96点、3・29点も加点を引き出し、二つの要素だけで33・45点も荒稼ぎした。柔軟性を生かした三つのスピンでは全て最高難度のレベル4をそろえ、技術点で他の選手を圧倒した。

 演出でも観客を驚かせた。前半のピアノ曲が終わり、ロシアの作曲家ストラビンスキーの「火の鳥」に移るところで青の衣装の一部を裏返すと一瞬で赤に早変わり。異例の仕掛けでも歓声を浴び、早くも存在感を示し「初めてのシニアのシーズンだから、このメダルはとても大事」と喜んだ。 (共同)

 

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