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【スポーツ】

終盤3発 タカ連勝 日本シリーズ 第2戦

巨人戦に先発、好投して連勝に貢献したソフトバンク・高橋礼=ヤフオクドームで

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◇ソフトバンク6−3巨人

 SMBC日本シリーズ2019は20日、ヤフオクドームで第2戦が行われ、3年連続日本一を目指すソフトバンク(パ・リーグ2位)が7年ぶりの頂点を狙う巨人(セ・リーグ優勝)に6−3で快勝して2連勝を飾った。

 日本シリーズは全試合がナイターで行われ、どちらかが4勝した時点で終了する。21日は試合がなく、22日の第3戦からは東京ドームに舞台を移す。第6戦があれば再びヤフオクドームに戻る。

   ◇

 ソフトバンクが終盤の一発攻勢で勝負を決めた。七回に失策から無死一、三塁として松田宣の3ランで先制。八回に柳田のソロと福田の2ランで3点を奪った。高橋礼が7回を1安打無失点と快投し、モイネロ、高橋純、森とつないで逃げ切った。巨人はメルセデスが6回1安打無失点と好投したが継投直後に守備のミスから崩れた。

◆2年目高橋7回ピシャリ

 テンポの良い投球でスコアボードに「0」を並べてきたソフトバンクの高橋礼が七回、正念場を迎えた。1死から坂本勇に四球を出し、2死後、岡本に初安打を許して、一、三塁となり、打席は阿部。真っすぐをコーナーに投げ分け、最後は内角球を詰まらせて三塁ゴロに打ち取った。

 「集中力が切れることなく、今日は走者を出してからも冷静だった」と振り返った。ピンチを切り抜けると、直後の攻撃で「テンポ良く」と三塁から声をかけ続けてくれた松田宣が中越えに先制の3ランで援護。打線の覚醒を呼び込む7回1安打無失点の快投に、高橋礼は「緊張もしたけど、すごく楽しむことができた」。シリーズ初先発でつかんだ勝利に笑みがこぼれた。

 巨人は右の下手投げ対策として両打ちの若林を含めベンチ入りした左打ちの野手7人全員を先発オーダーに組み込んできた。対する高橋礼は低めに沈む緩いシンカーを効果的に使った。「勝負球はシンカーにするつもりだった」。一回、先頭の亀井に投じた初球のシンカーは決意の表れでもあった。「今日は大事なところでしっかり投げられた」

 五回まで完全投球。中軸の一発だけを警戒したという。「岡本とはストライクゾーンで勝負しなかった。攻めるなら攻める。逃げるなら逃げる。中途半端に投げなかったことが一番良かった」

 工藤監督も「今季の集大成のような投球」と絶賛した96球。球界ではほとんど見られなくなったサブマリン。日ごろから「アンダースローに注目してほしい」と話す2年目の23歳は「大舞台で見せられたのは良かった」と誇らしそうだった。 (牧田幸夫)

 

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