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【スポーツ】

日本が1位突破 プレミア12 1次R全勝、台湾に8−1

 【台中=共同】東京五輪予選を兼ねた国際大会「第2回プレミア12」は7日、当地で1次ラウンドB組の2試合が行われ、日本が台湾を8−1で下して3連勝で同組1位となり、2勝1敗で2位の台湾とともに2次ラウンドに進んだ。

 日本は一回に鈴木(広島)、吉田正(オリックス)の連続適時打で2点を先制。三回に鈴木が2試合連続となる2点本塁打を放ち、九回にも鈴木の適時打などで3点を加えた。守備ではピンチをよくしのぎ、6投手の継投で1点に抑えた。

 ベネズエラがプエルトリコに7−1で勝利。ベネズエラは1勝2敗、プエルトリコは3戦全敗で今大会を終えた。

 C組はソウルで2試合が行われ、韓国がカナダを3−1で破り2連勝とした。カナダは1勝1敗。キューバはオーストラリアに延長十回、タイブレークの末に3−2でサヨナラ勝ちして1勝1敗となった。オーストラリアは2連敗。

 1次ラウンドの各組上位2チームが11日に日本で始まる2次ラウンドに進む。A組はメキシコが1位、米国が2位で進出を決めている。2次ラウンドは、同組だった相手とは1次ラウンドでの対戦結果をそのまま反映させるため、日本とメキシコは1勝0敗、台湾と米国は0勝1敗でスタートする。

◆丸にも当たり 役者そろった

 4点リードしながら五回までに4度三塁を踏まれた。どこか息苦しさが漂っていた六回、丸(巨人)のバットが快音を響かせる。地元の大歓声を背に追い掛けてくる台湾の気勢をそぎ、綱渡りを続ける投手陣を救う適時二塁打。3戦全勝への追い風を吹かせた。

 1死から坂本勇(巨人)が敵失で出塁。集中力の切れかけた相手の高めに浮いた変化球を逃さず、大飛球を中堅フェンス前へ運んだ。両手のこぶしをベンチに突き出し「使ってもらっている間に結果を出したかった。次につながる1本」と喜ぶ。大会直前に負傷離脱した秋山(西武)に代わり、急きょ代表に合流。打率7分台に低迷した日本シリーズから苦しみ抜いてきた好打者にとって、これが大会11打席目での初安打だった。

 前日は日本シリーズ第2戦から6試合無安打だった坂本勇が2安打。稲葉監督は「いい当たりもあったけどなかなか安打につながっていなかった。2人がきっかけをつかんでくれれば、と思っていた」と決して先発メンバーから外さなかった狙いを明かす。好調の4番鈴木は先制打、2試合連続本塁打を含め、この日も3安打4打点。打つべき人が打つことで、チームの自信は確かなものになってきた。

 6カ国による総当たりの2次ラウンドでは、1次ラウンドで同組だったチームとの再戦はなく、この日の結果が持ち越される。丸は「チームが一枚岩となってやっていきたい」。快勝で勢いを得た侍たちが、多くの実りを手に日本へ帰る。 (浅井貴司)

 

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