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【スポーツ】

日本勢、メダル独占 世界パラ陸上 車いす男子1500

男子1500メートル(車いす)で表彰台を独占し、笑顔の(左から)2位の上与那原寛和、1位の佐藤友祈、3位の伊藤智也=ドバイで(共同)

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 【ドバイ=神谷円香】パラ陸上の世界選手権最終日は15日、当地で行われ、男子1500メートル(車いすT52)で佐藤友祈(ともき)(WORLD−AC)が3分39秒99で優勝した。上与那原(うえよなばる)寛和(SMBC日興証券)は3分56秒21で2位、伊藤智也(バイエル薬品)は3分56秒52で3位に入り、日本勢が表彰台を独占した。

 佐藤は2大会連続で400メートルとの2冠を達成。3選手は既に東京パラリンピック代表に内定している。

 女子400メートル(知的障害)では外山愛美(宮崎銀行)が1分1秒37で8位となり、今大会での東京大会代表内定を逃した。

 日本は金3、銀3、銅7の計13個のメダルを獲得。4位までに与えられるパラ代表の内定基準は15人がクリアした。

 次回の2021年大会は神戸市で行われ、国内では初開催となる。

◆上与那原「駆け引き良かった」

 8選手による一発決勝で争われた男子1500メートル(車いすT52)は、レース前から世界記録を持つ30歳の佐藤の優勝が確実視され、56歳の伊藤、48歳の上与那原が表彰台に立てるかが焦点だった。

 「外国勢に抜かれぬよう、がっつり固める」。ベテラン2人は共同戦線を張った。序盤から独走状態となった佐藤の後方で、集団の先頭をキープ。上与那原は「周回ごとに後ろがどう行くかを見ながら、途中で速度を上げた。駆け引きが良かった」と振り返る。

 残り1周。2人はギアを上げて集団から飛び出し、日本勢の表彰台独占を確実なものにした。あとはどちらがより高い方に立つか。最後の直線で、2位を守ってきた伊藤を、ラストスパートをかけた上与那原がゴール直前でかわした。

 「ワンツースリー、本当に良い結果」と伊藤。「でも、あそこで抜いたらあかんやろ」と、今大会で自身三つ目のメダルにも、悔しさをにじませた。 (神谷円香)

 

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