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【スポーツ】

「着るロボット」補助員アシスト パラパワーリフティング

テストイベントで、パワーアシストスーツを着用する補助員=東京都千代田区の東京国際フォーラムで

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 来年の東京パラリンピックで実施されるパラパワーリフティングで、バーベルの重りを付け替える補助員の身体的負担を軽減する「着るロボット」が初めて導入される。 (神谷円香)

 パラパワーリフティングは、下半身に障害のある選手があおむけになり上半身の力でバーベルを持ち上げる。補助員は最大50キロの重さのプレートを、多い時で1日300回以上付けたり外したりする。健常者の元選手ら「力自慢」が務めるが、日本パラ・パワーリフティング連盟の吉田進理事長は「試合が終わると腰がガタガタになる」と指摘する。

 着るロボットは、国際パラリンピック委員会(IPC)公式パートナーのパナソニックが開発した、Y字形のパワーアシストスーツ。2015年に発売したモデルの最新型で、重さ約4・5キロ。背負うように着用し、体の部位によっては負担を最大40%減らす。モーター音も静かで選手の集中を妨げない。

 東京国際フォーラム(東京都千代田区)で9月下旬にあったテストイベントでは、「協働」の様子が披露された。5人の補助員がスーツを着用し「力を入れなくても立ち上がれる」と好評。女子55キロ級の山本恵理選手も「日本でのパラリンピックで、ロボットと共演できるのがかっこいい」と歓迎した。

 来年の大会では補助員のサポートのほか、荷物の運搬でも活躍し、縁の下から競技運営を支える。

 

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