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【スポーツ】

日本屈辱 前半で4失点 ベネズエラに完敗 国際親善試合

日本−ベネズエラ 前半、ベネズエラに4点目を決められ肩を落とす日本イレブン。左端はGK川島=パナソニックスタジアム吹田で

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◇国際親善試合 日本1−4ベネズエラ

 国際親善試合、キリン・チャレンジカップは19日、大阪・パナソニックスタジアム吹田で行われ、日本はベネズエラに1−4で完敗した。FWロンドンにハットトリックを許すなど、前半だけでの4失点は国際Aマッチでは1954年5月のインドネシア戦以来65年ぶり。

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキング28位の日本は14日のキルギス戦からメンバーを大幅に入れ替えた。守備のマークが甘く、同26位のベネズエラに失点を重ねた。後半の反撃も山口(神戸)の1点にとどまり、6月の南米選手権でチリに0−4で敗れて以来の黒星を喫した。日本は12月には東アジアE−1選手権(10日開幕・韓国)に出場する。

◆準備不足の選手 ミス連発

 前半終了とともに、サポーターからブーイングが響いた。守備が崩壊し、前半だけで森保監督の就任後ワーストタイの4失点。指揮官は「結果の責任は準備の段階から選手やチームへの働き掛けなので反省しないといけない」と表情を曇らせた。

 最初の失点が守備を狂わせた。前半8分、右サイドからのクロスをFWロンドンに頭で決められた。これでDFラインは後ろに下がり、ボールを持つ相手と距離が開き、プレスにも行きづらくなった。

 「簡単に高精度のボールを上げられる距離感をつくらせた」と主将の柴崎。同30分、33分も、ともに折り返しからロンドンにゴールを奪われた。畠中は「もっと選手間で話し合って解決しなければ」と肩を落とした。

 14日のW杯アジア2次予選キルギス戦から吉田、長友らの海外組が外れ、9人を入れ替えた。久保、堂安も今回は不在。代表での出場機会の少ない選手たちで、練習期間もわずか3日間だった。

 とはいえ、フィジカルや足元の技術にたけた相手にパスミスやボールを失う場面が多すぎた。森保監督は「もっと試合よりも、さらに難しい形でのトレーニングは必要」と準備不足を嘆いた。

 後半こそ、途中交代の永井のクロスから山口のゴールが生まれた。だが、指揮官の求めた選手の底上げどころか、ほとんどの選手が持ち味を発揮できず、年内に国内で行われる代表戦は終了。東京五輪世代の代表監督も兼任するだけに、チーム運営の難しさを露呈した格好にもなった。 (永井響太)

 

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