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【スポーツ】

紀平転倒、SP6位 フィギュアスケート・GPファイナル

女子SPで6位の紀平梨花=トリノで(共同)

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 【トリノ=共同】グランプリ(GP)ファイナル第2日は6日、当地で行われ、女子ショートプログラム(SP)で昨季覇者の紀平梨花(関大KFSC)が70・71点で最下位の6位と出遅れた。武器のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で着氷が乱れ、2連続3回転ジャンプで回転不足となって転倒した。

 初出場優勝を目指す16歳のアリョーナ・コストルナヤ(ロシア)が3回転半を成功し、自身の世界最高を更新する85・45点で首位発進した。

 2018年平昌(ピョンチャン)冬季五輪女王のアリーナ・ザギトワ(ロシア)が79・60点で2位、15歳のアンナ・シェルバコワ(ロシア)が78・27点で3位。合計得点の世界最高を持つ15歳のアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)は3回転半で転倒し、71・45点で5位だった。

 7日(日本時間8日)にフリーを実施する。

 ペアは昨季の世界選手権覇者の隋文静、韓聡組(中国)が合計211・69点で初制覇した。

女子SPで首位のアリョーナ・コストルナヤ=共同

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◆調整失敗 感覚戻らず

 ウオームアップの時から紀平は違和感があった。「(リンクの外で)回転練習をしている時に瞬発力が足りないと感じた」という。午前の公式練習が終わってから本番まで約10時間も空いて狂った体の感覚が戻ることはなく、得点源の二つのジャンプで手痛いミス。2連覇が遠のく最下位発進となった。

 昼寝では寝付けず、大一番への緊張感に襲われた。その疲れが出た。「体が全然動かなかった」と練習で好調だった冒頭のトリプルアクセルで着氷が乱れた。基礎点が1・1倍になる演技後半ではなく、安全策で次に跳んだフリップ−トーループの2連続3回転では回転不足で転倒。自己ベストを13・26点も下回り「完璧な状態に持っていけなかった。調整ミス」とうなだれた。

 練習でロシア勢が4回転や3回転半を跳び「ミスが出たらもう終わり」との覚悟で臨んだが、強い思いは空転した。表彰台までの7・56点差を埋めるために「練習の調子で(フリーの演目に)入れるか入れないか決める」と語った高得点が稼げる4回転サルコー。失敗のリスクもある大技に初挑戦するかどうかに注目が集まる。 (共同)

 

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