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【スポーツ】

FC東京、力尽きた シーズン2/3首位 成長の証し

横浜M−FC東京 優勝を逃し肩を落とすFC東京・森重(左端)=日産スタジアムで

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◇明治安田J1(最終節)横浜M3−0FC東京

 1点も取れず、逆に3失点。4点差以上で勝つしか逆転優勝はなかったFC東京が、散った。それでも今季はクラブ史上最多の勝ち点64を積み上げ、過去最高の2位で終えた。長谷川監督は「最高の舞台で選手たちは最後まで気持ちを出して戦ってくれた」とたたえた。

 直近3試合で開始10分までに先制してきた横浜Mに対し、序盤から押し込んだ。相手の勢いを封じながら前半23分、ビッグチャンスをつかむ。守備ラインの裏を突くパスを快足の永井が受け、シュート。しかし、相手GKに防がれた。

 38分には再び永井。ワンツーで抜け出したが、得点はならず。堅守速攻のチームが得意の形から決め切れなかったのは痛恨だった。前節の浦和戦で右肩を脱臼した永井は「得点できなかったのは前線の責任」。同じく前節で膝を負傷した今季チーム最多14得点のディエゴオリベイラがベンチ外という不運もあった。

 2点を追う後半の開始前。サポーター席から「あと6点!」のコールが響く。6月の横浜M戦では今季のチーム最多得点試合となった4ゴールがあった。再び「爆発」を。だが、さらに1失点。「まずは1点という話をして臨んだが、なかなか1点が遠い試合だった」(長谷川監督)

 シーズンの約3分の2で首位に立ち、夏場で失速した昨季より成長の証しは見せた。永井は「最終戦までこの緊張感を味わえるチームはなかなか少ない」。一方で、リーグ終盤のアウェー8連戦を首位で乗り切り戻ったホーム2連戦で、ともに下位相手に引き分けたのが痛かった。GK林は「首位に長く立ち、無心でやれていたが自然と保守的になっていた」とも。苦い経験を糧に来季こそ、頂点をつかむ。 (上條憲也)

 

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