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【スポーツ】

佐藤逆転で初優勝 ジャンプW杯男子第3戦

ノルディックスキーのW杯ジャンプ男子個人第3戦で初優勝した佐藤幸椰=ニジニタギルで(共同)

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 【ニジニタギル(ロシア)=共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)男子は7日、当地で個人第3戦(ヒルサイズ=HS134メートル)が行われ、24歳の佐藤幸椰(ゆきや=雪印メグミルク)が251・6点をマークし、初優勝を飾った。1回目に126・5メートルで7位につけ、2回目に132メートルと伸ばして逆転した。

 小林陵侑(土屋ホーム)が6位、伊東大貴(雪印メグミルク)が11位、小林潤志郎(雪印メグミルク)は26位。中村直幹(東海大札幌ク)は2回目に進めなかった。

 24歳の伏兵が躍動した。2回目を飛び終えて首位に立った佐藤幸は後続を待ちながら「他の選手の失敗を望んではいけないが『ちょっと手前で着地してくれ』という気持ちが正直あった」という。上位勢が次々と失速して勝利が転がり込んだ。

 「どんな試合展開でも一つ勝てたのが満足」と笑うが、運を引き寄せられたのは、しっかりと力を出し切ったからだ。1回目はK点(120メートル)を大きく越えて7位。2回目は、微動だにせずに空中姿勢を保ち、ヒルサイズに迫った。

 2012年冬季ユース五輪で銅メダル。同じ大会で金メダルを獲得した女子の高梨がW杯で勝利を量産する一方で、佐藤幸はなかなか世界の舞台で活躍できないでいたが、少しずつ実績を重ねて昨季は初めてW杯の表彰台に立ち、世界選手権では団体3位と頑張った。

 昨季の個人総合王者で1歳年下の小林陵から「幸椰さん、つかんだっすね」と祝福されても「何もつかんでいないよ」と答えた。「明日表彰台を狙えるかと言われれば、力としてはまだまだ足りない」と初勝利に浮かれることなく次戦を見据えた。 (共同)

 

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