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【スポーツ】

五輪・パラ期間中、国連が休戦決議 総意で無投票

 【ニューヨーク=共同】国連総会(百九十三カ国)本会議は九日、来年の東京五輪・パラリンピック期間中の休戦を加盟国に求める決議案を議場の総意により無投票で採択した。同種決議は五輪前年に開催国が提案するのが通例で、今回は日本が提案した。共同提案国は日本を含め百八十六カ国。

 決議に法的拘束力はないが、北朝鮮や中東情勢の先行きが不透明な中、スポーツを通じた平和構築のメッセージを発信する狙いがある。

 本会議で、大会組織委員会会長の森喜朗元首相は「五輪の間だけでも争いのない世界を実現したいという願いの結晶が五輪休戦決議だ」と演説。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は、国際社会の結束、政治的中立性といった価値観が脅かされていると指摘し「この決議は、五輪の価値観を支持することを意味する」と語った。

 決議は「世界の人々の多様性と調和」への関心を高め「未来に継承する」と強調。「復興五輪」の理念を踏まえ、東日本大震災時に国際社会から寄せられた支援に日本が謝意を示す機会になると明記した。二〇一八年平昌(ピョンチャン)(韓国)、二〇年東京、二二年北京と続く五輪・パラがスポーツの枠を超えた日中韓三カ国の「協調を強化する」とうたった。

 東京大会に向け、各国・地域の代表選手らと日本各地の住民の交流を推進するホストタウンの取り組みもアピールした。

 

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