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【スポーツ】

水谷敗れ、丹羽五輪確実 卓球Gファイナル

 【鄭州(中国)=共同】ワールドツアー上位選手で争うグランドファイナル第2日は13日、当地で行われ、シングルスの男子1回戦で水谷隼(木下グループ)がウーゴ・カルデラノ(ブラジル)に1−4で敗れた。東京五輪のシングルス日本代表争いは、世界ランキングのポイントで水谷を上回る丹羽孝希(スヴェンソン)が日本勢2位に決まり、代表入りを確実にした。

 日本協会はシングルス代表について、男女とも来年1月の世界ランキングで日本の上位2選手を選ぶとしている。

 張本智和(木下グループ)は1回戦でパトリック・フランツィスカ(ドイツ)に4−0で快勝したが、準々決勝で世界1位の許〓(1)(中国)に3−4で敗れた。女子は伊藤美誠(スターツ)が1回戦で鄭怡静(台湾)に4−3で競り勝ち、準々決勝では佐藤瞳(ミキハウス)を4−0のストレートで下して4強入りした。

 ダブルス準決勝は女子の木原美悠、長崎美柚組(エリートアカデミー)が世界選手権を制した孫穎莎、王曼〓(2)組(中国)に3−2で競り勝って決勝進出。混合も水谷、伊藤組が香港ペアにストレート勝ちして決勝に進んだ。

◆最後の五輪団体に望み

 男子の第一人者にとっても、五輪の選考レースは激戦だと認識していた。水谷は昨年、本格化する代表争いを前にこう言って気を引き締めた。

 「張本(智和)もすごく強くなっていて、他の日本選手も底が上がってきている。自分自身がもっと強くならないと(五輪の)出場自体も難しい」

 過去3大会連続で五輪に出場し、16年リオデジャネイロ大会はシングルスで日本初の表彰台となる銅メダル。「自分の中では大きなゴールだった」と思いつつ、「まだ限界はない。もっと練習を積んでいけば強くなれる」と向き合い続けた。

 今夏には「精神的に支えになってくれる人が必要だと感じた」とドイツ人の専属コーチとも契約した。目の不調や腰痛を抱えながらも国際大会を転戦。ただ、上位シードの選手を前に敗退する試合が続き、代表争いで優位に立てなかった。

 日本の卓球史に名を刻み、東京五輪を最後に日本代表を引退する意向を示している30歳。世界ランキングでは日本勢の3番手につけ、日本協会の強化本部推薦による五輪団体メンバー入りの可能性を残している。 (磯部旭弘)

◆女子ダブルス 木原・長崎組が中国の強豪破る

 女子ダブルスの木原、長崎組が、ことしの世界選手権を制した中国ペアに逆転勝ちした。2ゲームを奪われたところから反撃し、3ゲームを連取。世界ジュニア選手権優勝の勢いを見せ、木原は「うれしいしか出てこない」と笑みをこぼした。

 3ゲーム目でサーブや球の回転量を変えたことでリズムに乗った。持ち味の強打がさえて続けざまに2ゲームを奪うと、最終ゲームも14−12で粘り勝った。長崎は「我慢してつかみ取った勝利。成長できたかな」と感慨に浸った。 (共同)

 ※〓(1)は日へんに斤 〓(2)は日の下に立

 

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