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【スポーツ】

日本、女子団体で2位 ジャンプW杯蔵王大会

女子団体で飛躍を終え、笑顔の(左から)伊藤有希、勢藤優花、丸山希、高梨沙羅。日本は2位になった

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 ワールドカップ(W杯)女子蔵王大会第2日は18日、山形市のクラレ蔵王シャンツェ(ヒルサイズ=HS102メートル)で団体第1戦が行われ、伊藤有希(土屋ホーム)丸山希(明大)高梨沙羅(クラレ)勢藤優花(北海道ハイテクAC)で臨んだ日本は合計749・0点で2位に入った。

 1回目を2位で折り返した日本は、2回目の最後に飛んだ勢藤優が92メートルを飛び、3位ノルウェーの追い上げを0・4点差でかわした。

 オーストリアが889・4点で圧勝し、団体ではW杯初優勝を果たした。

◆高梨低調 はまった勢藤4番手

 1番手を託された伊藤は2回とも70メートル台に終わり、エースの高梨は「チームに貢献できるジャンプはできなかった」と自らを責めた。日本の2枚看板がそろって低調でも、2位に食い込んだのは丸山と勢藤の頑張りがあったからこそ。「自分のジャンプをすれば表彰台に立てると思っていた」。大仕事を果たし、勢藤がはにかんだ。

 団体戦は4選手が2回ずつ飛び、計8回の合計点で争う。4番手には各国のエースがそろうが日本は高梨ではなく、勢藤を配置した。「ここにきてジャンプ台に合っていた」と横川朝治・女子ヘッドコーチ。狙いは吉と出た。

 2回目、目の前でマーレン・ルンビ(ノルウェー)が98メートルの大ジャンプを見せ、逆転された。窮地に立たされても「やらなければいけないことだけを考えて、集中できた」と勢藤。日本勢では最長の92メートルまで距離を伸ばし、僅差でノルウェーをかわした。

 2番手で順位を押し上げた丸山は「みんなで戦えた」と胸を張る。異次元の強さを誇ったオーストリアとの差は大きいが、21歳の丸山、22歳の勢藤の成長はチーム力の底上げにつながる。横川コーチは「チームの中での順番が変わりつつある。強くなるきっかけになる」と喜んだ。 (中川耕平)

 

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