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【スポーツ】

ラグビートップリーグ 最多の3万7千人沸く

 トップリーグ(TL)第2節第1日は18日、静岡・ヤマハスタジアムなどで6試合が行われ、昨季王者の神戸製鋼はヤマハ発動機を36−24で下し、開幕2連勝を飾った。パナソニックはトヨタ自動車に40−20で快勝して2連勝。会場の愛知・豊田スタジアムには3万7050人が集まり、TLの最多観客数を更新した。

 東芝はNTTドコモを39−21と寄せ付けず2連勝。昨季2位のサントリーはNTTコミュニケーションズを22−10で退け、ともに1勝1敗となった。キヤノンは三菱重工相模原に23−15で、日野はNECに27−17でそれぞれ勝ち、初白星を挙げた。

後半、トライを決めるパナソニック・福岡

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◆パナ開幕2連勝 福岡、門出のトライ 五輪7人制挑戦へ

 今季ラストとなるトップリーグのピッチで、大観衆の目にその姿を焼きつけた。東京五輪の7人制日本代表に挑戦するパナソニックのWTB福岡は「最高のプレーを見せたかった」。開幕2連勝を決定づけるトライで自らの門出を祝った。

 8点リードの後半37分、相手のパスが乱れた瞬間を見逃さなかった。球を確保するやいなや、全速力でインゴールへ駆け抜けた。「球を持つだけでお客さんの息遣いが変わる」とはディーンズ監督の評。球が渡るたびに、リーグ史上最多となった3万7050人の観客が沸いた。

 今後は、持久力と瞬発力が求められる7人制への対応を進める。24日に始まる代表候補合宿に参加し「より走れる体にシフトしていきたい」と意欲的。2016年リオデジャネイロ五輪では4位と表彰台に迫り、東京五輪では「やるからには必ずメダルを目指したい」と力を込める。

 医師を目指すため、15人制は来季で区切りとする。試合後、次のステージへと背中を押してくれたチームメートと誓い合った。「自分は五輪で活躍する。チームは優勝を目指し、お互い頑張ろう」。舞台を変えても日本のいだてんであり続ける。 (平井良信)

◆キヤノン今季初勝利 田中と田村・TTコンビ、連係巧み

 雪やみぞれが降りしきる東京・秩父宮の寒さをはねのけ、キヤノンが今季初勝利を飾った。試合を巧みにコントロールしたのが、昨秋のワールドカップ(W杯)で活躍した日本代表のSH田中、SO田村のハーフ団。今季加入した田中は「やりたいことができた」と相棒との連係に手応えを得た。

 前半は相手守備に苦戦し、5点のリードを許して折り返した。ここで経験豊富な2人が動く。「田村と話して守備のどこが空いているか確認した」と田中。後半9分、相手陣で田中からパスを受けた田村が、守備の隙を突いて右の大外へ絶妙なキック。WTB山田の後半初トライを演出した。直後に田村がゴールを決めて逆転した。

 チームは昨季12位と低迷。田中は新天地の同僚について「自信がないのか、しゃべれない」とコミュニケーション不足を指摘する。代表では若手や控え組でも積極的に意見し、戦術理解を深めた。その手法を教えている。

 この日は1万3000人近い観客が来場。田中はラグビー熱を冷ますまいと奮闘し、最優秀選手に選ばれた。「思いが届いた」。35歳のベテランは満足げに笑みをたたえた。 (対比地貴浩)

三菱重工相模原に勝利し、握手するキヤノン・田中(左)と田村

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