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【スポーツ】

団体追い抜き 女子に追い付け 男子が日本新で銀 スピードスケート

 【ソルトレークシティー=共同】世界距離別選手権第3日は15日、当地で行われ、男子団体追い抜きで一戸誠太郎(ANA)土屋陸、ウイリアムソン師円(ともに日本電産サンキョー)の日本が日本記録を0秒67更新する3分36秒41で初の表彰台となる銀メダルに輝いた。オランダが3分34秒68の世界新で優勝した。

 女子1000メートルは高木美帆(日体大助手)が1分12秒34で3位となり、小平奈緒(相沢病院)は1分12秒86で6位。ユタ・レールダム(オランダ)が1分11秒84で頂点に立った。

 男子1000メートルは山田将矢(日本電産サンキョー)が自らの日本記録を0秒31塗り替える1分7秒03で5位に入った。小島良太(信州大)は14位、松井大和(日大)は15位。パベル・クリズニコフ(ロシア)が1分5秒69の世界新で制した。

 女子5000メートルはナタリア・ボロニナ(ロシア)が6分39秒02の世界新をマーク。酒井寧子(富士急)は11位だった。

◆輝き増す三連星 初表彰台

 ウイリアムソンは「やっとこの瞬間がきた」と手をたたいた。男子団体追い抜きの日本が、念願だったメダルをつかんだ。世界一に君臨する女子の陰に隠れてきたが、地道な成長を今季最大の舞台で証明した。

 スムーズな先頭交代と緻密な足運びは女子に負けない。中距離が主戦場の土屋陸が台頭したことで「世界トップレベルのスピード」(ウイリアムソン)を出せるようになり、ワールドカップ(W杯)では2位に2度入っていた。

 中盤までの通過タイムはトップ。最後はクラマーら実力者をそろえて世界記録を塗り替えたオランダに届かなかったが、中軸の一戸は「日本男子の大きな一歩」と銀メダルの意義を語った。

 男子の中長距離陣は長く低迷し、団体追い抜きは世界距離別に出場できない時期すらあった。だが、女子と同様にナショナルチームで集中強化。2年前の平昌五輪は5位、昨年大会は過去最高の4位と着実にステップアップを遂げてきた。

 山形中央高時代から代表入りし、苦難の歴史を知る24歳のウイリアムソンは「北京までまた一段ずつ踏んでいく」と決意も新た。ようやく上がった表彰台から、2年後の五輪へ展望が開けた。 (共同)

 

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