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【望 〜都の空から】

調布 五輪再び、感慨

調布市中心部。味の素スタジアムや調布飛行場の周辺には野球場、サッカー場などもある=本社ヘリ「あさづる」から(安江実撮影)

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 調布市が都市近郊の住宅地として発展したきっかけは、1913(大正2)年の京王線笹塚−調布間の開通だった。2018年度の調布駅の1日あたりの乗降客数は京王線の全53駅中、新宿駅に次ぐ2位。市の人口の伸びが著しくなり始めた1965年度と比べ、3.4倍に膨らんだ。

 市を東西に貫く甲州街道(国道20号)と中央自動車道が交わる付近から、調布飛行場が西に広がる。その南側に18年前、東京スタジアム(味の素スタジアム)が開業。20日開幕のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で開幕試合など8試合、来年の東京五輪でも各種競技が行われる。

 「まさか人生で二度もこの地にオリンピックがやって来るとは」。スタジアムの200メートルほど南の旧甲州街道沿いで酒店を営む萩原治さん(63)は感慨深げだ。55年前の64年。甲州街道は東京五輪のマラソンコースになり、現在のスタジアム近くに折り返し地点が設けられた。今も記念碑が残る。当時8歳だった萩原さんは、円谷幸吉選手らの力走を目に焼き付けた。沿道を埋めた人々の熱気と歓声の記憶は、市民の間で語り継がれるレガシー(遺産)になっている。 (花井勝規)

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