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【望 〜都の空から】

川越 魅力増す小江戸

埼玉県川越市の街並み。手前は初雁公園野球場=本社ヘリ「あさづる」から(岩本旭人撮影)

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 「小江戸」の風情を求めて年間700万人の観光客が訪れる埼玉県川越市。「蔵造りの町並み」「時の鐘」に代表される旧城下町の元になった川越城跡は、県立川越高校や市役所、野球場などに変わったが、高知城とともに国内で2例しかない現存する本丸御殿が、当時の面影をしのばせる。

 徳川家康の江戸転封(1590年)以来、北の要衝として重視された川越城には、幕府の重臣が城主に就いた。19、20の両日開かれる「川越まつり」は、現在につながる町割りを築いた城主の松平信綱が1648年、川越氷川神社に祭礼道具を寄進したのが始まりとされる。

 家康の信頼が厚かった天海大僧正が住職を務めた喜多院は1638年の大火で焼失後、徳川家光の命で江戸城から別殿を移築。徳川家との深いつながりを伝える。

 川越市は2022年の市制100周年に向けて本丸御殿前に江戸時代の塀や門を復元整備する。小江戸川越観光協会の根岸督好(とくよし)専務理事は「小江戸の魅力がさらに増える。博物館などで川越の歴史にも触れてほしい」と話している。 (中里宏)

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