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【栃木】

「カンピョウの町」発信 壬生町がオリジナルセット弁当

開発したオリジナル弁当を手にする川井ゆかりさん=壬生町で

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 カンピョウを特産品とする壬生町は、原料となるユウガオの実のふくべを表現した巻きずしと、カンピョウで巻いたいなりずしをセットにしたオリジナル弁当を商品化した。10月以降、町内の道の駅みぶの「みぶハイウェーパークみらい館」で限定販売する。町は「生産農家は減る一方だが、弁当でカンピョウの町を広く発信していきたい」と意欲を見せる。 

  (原田拓哉)

 弁当の開発は、切ると楽しい断面が現れる「デコ巻きずし」の教室を各地で開いている川井ゆかりさん=矢板市在住=と、今春から町の地域おこし協力隊となった浅野徳一さん(46)=東京都出身=が協力し、六月に始まった。

 巻きずしの断面には、ふくべとつるが浮かび上がる。ふくべの緑色は、町が特産品として推奨する京野菜の一種「ミブナ」(壬生菜)の粉をごはんに混ぜ込んで表現。つるには、しょうゆや砂糖などで煮付けた茶色いカンピョウを使った。「ふくべ巻」(仮称)としてPRすることにしている。

 いなりずしを巻くカンピョウは、だしなどで煮た後、半分を食紅で色付けした。「紅白いなり」(仮称)として弁当を彩る。このほか弁当には「道の駅みぶ」の焼き印がある、だし巻き卵も添えられる。

 「デコ巻きずし」を教えられる、日本デコずし協会認定マイスターの川井さんは「オリジナル弁当の開発を引き受けた時に、真っ先にカンピョウがイメージされた」と振り返る。

 「祭りプロデューサー」の肩書も持つ浅野さんは「オリジナル弁当を求めて、多くの人がここに集まり、さらに広がっていくことで町の活性化につながれば」と期待する。

 オリジナル弁当は、包装や名前などを決め、十月六〜八日に開かれる「みらい館まつり」で披露された後に、販売される。

 

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