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【栃木】

県内基準地価 二極化さらに 宇都宮の住宅地、LRTの影響で27年ぶり上昇

住宅地の最高価格地点となった宇都宮市元今泉5−7−14付近。LRT事業計画の影響とみられる=同市で

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 県は土地取引の指標となる県内の基準地価(七月一日現在、四百四十七地点)を公表した。宇都宮市では、次世代型路面電車(LRT)事業計画の影響で住宅地が二十七年ぶりに上昇に転じた。県全体では住宅地は二十六年連続、商業地は二十七年連続で下落しているものの、下落率は七年連続で縮小しており、下げ止まり感が強い。(北浜修)

 県によると、県全体の下落率は住宅地、商業地ともに0・8%。前年比で住宅地は0・2ポイント、商業地は0・3ポイント、それぞれ縮小している。

 地価が上昇したのは六十三地点(前年比二十一地点増)、横ばいは六十四地点(同三地点増)。

 県担当者によると、県央、県南地域のJR東北線沿線で、住宅地を中心に下げ止まりか上昇の傾向が続いており、商業地も住宅地の影響を受けている。一方、県北や県東地域は下落に歯止めがかからない状態で、二極化がさらに進んでいる。

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■住宅地

 上位五地点のうち四地点は宇都宮市が占めた。最高価格は、LRTが整備されるJR宇都宮駅東側の宇都宮市元今泉五の一地点で、三年連続となった。一平方メートル当たり十一万二千円。

 市町別では、宇都宮市は0・2%増で一九九一年以来、二十七年ぶりに上昇した。下野市は0・2%増、小山市は0・1増で、ともに二年連続で上昇した。最も下落したのは茂木町で2・8%だった。

■商業地

 宇都宮市はLRT事業計画とともに市街地開発も進んでおり、不動産取引が活発化している。

 上位五地点はいずれも宇都宮市。一平方メートル当たり三十一万八千円の池上町の一地点が、七年連続で最高価格地点となった。四位の東宿郷四の一地点は、JR宇都宮駅東側にあり、前年比で1・9%増だった。

 市町別では宇都宮市は0・6%増と二年連続、下野市は0・9%増と四年連続で、それぞれ上昇した。最も下落したのは茂木町で4・0%だった。

 

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