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【栃木】

「原始重力波」観測へ望遠鏡新型センサー 茨城・高エネ研に完成

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 茨城県つくば市の高エネルギー加速器研究機構で、宇宙誕生直後に発生した「原始重力波」の観測を目指す国際プロジェクト「ポーラーベア計画」の望遠鏡の新型センサーが完成し、報道陣に公開された=写真。南米チリ・アタカマ高地に設置された望遠鏡に取り付けて年内にも観測を始める。

 原始重力波は、百三十八億年前に宇宙が誕生して急激に膨張した際に生じた空間のゆがみ。ゆがみは宇宙全体に広がり、星々の間を満たす微弱な光の中に痕跡が残っていると考えられている。

 センサーは七千個以上の光検出器を並べた円筒形で、直径〇・八メートル、長さ一・九メートル。光の波のわずかな振動の変化を捉えるため、検出器の数を六倍に増やして複数の波長で観測できるようにした。

 プロジェクトには日本や米国、英国など八カ国が参加。目には見えない原始重力波を頼りに、宇宙誕生直後の姿を描き出すことを目指している。

 

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