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【栃木】

上三川町の夢山盛り黒チャーハン 開発した「BQグルメ研」にとちぎ夢大賞

地元の野菜をふんだんに使った黒チャーハン(上三川町商工会提供)

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 上三川町の特産物を使ったご当地グルメ「かみのかわ黒チャーハン」を開発した「かみのかわBQグルメ研究会」が、地産地消を推進する優れた団体を表彰する「とちぎ地産地消夢大賞」で、本年度の夢大賞に選ばれた。インパクトがある黒のチャーハンは、徐々に知名度もアップ。研究会の上野顕宏(あきひろ)会長(44)は「身が引き締まる思い。これからももっと、ブランド力を付けていきたい」と意気込む。 (原田拓哉)

 研究会は、飲食店、養豚業、生産農家など異業種が集まって二〇一一年に発足した。BQは「ベスト」「クオリティー」から名付けられた。町内には目立った観光資源がなく、集客のために、ご当地グルメの開発を目指した。

 町はニラ、トマト、アスパラなど農産物の生産が盛んで、何でも交ぜられるメニューとしてチャーハンの研究に取り組み、見た目にもインパクトがある黒チャーハンを商品化した。

 特製のオリジナルソースで黒く仕上げ、地産地消を進める具材の野菜などで彩りも華やかなのが特徴。

 現在、居酒屋、中華料理店など町内の七店舗でそれぞれ、唐揚げ入り、カレー風味など、独自に工夫した黒チャーハンが並ぶ。

 各種イベントなどで出店する研究会の黒チャーハンのレシピは、季節によって一部具材が異なるが、アスパラ、カンピョウ、トマト、ニラなどの野菜が加わり、マイルドな味を出すため、卵焼きが上にのる。オリジナルソースは、各店舗でも販売され、家庭でも楽しめる。

 黒チャーハンは学校給食にも採用されたほか、町の「かみのかわブランド」にも認定された。

 ご当地グルメを後押しする町商工会の斉藤正雄(ただお)さん(46)は「町にはこれといったお土産品もないが、農業は盛ん。黒チャーハンを食べに、少しでも上三川に足を運んでもらえたら」と話す。

 とちぎ地産地消夢大賞は、県内の各種団体の代表者でつくるとちぎ地産地消県民運動実行委員会が主催。かみのかわBQグルメ研究会は、ご当地グルメによる地産地消にとどまらず、業種を超えた連携や、将来を見据えて活動を次代に伝えていることが評価された。

 表彰式は十月二十七日、県庁昭和館で開かれる。

 

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