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【栃木】

憩いの味 足利を元気に まちなか遊学館 飲食店「カミツレ」オープン

愛嬌いっぱいの笑顔で来店者を迎える野村貴代さん=足利市で

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 足利市のまち歩き観光の拠点施設「足利まちなか遊学館」(同市通1)の1階に31日、20代の女性1人で運営するテークアウトの飲食店「カミツレ」がオープンした。初日は用意したランチ20食を売り切り、上々の滑り出し。観光名所の史跡足利学校や鑁阿(ばんな)寺にもほど近く、新たな観光スポットとして期待されている。(梅村武史)

 「ごきげんよう〜」。店舗窓から愛嬌(あいきょう)いっぱいの笑顔で来店者を迎える野村貴代さん(28)。「私、いらっしゃいとは言いません。観光客の方にも地元の方にもアットホームな感じで接したい」と言う。

 生まれも育ちも同市。元々は美容師だが、佐野市の喫茶店で働いていたとき、店のまかない料理に興味を持った。各地の料理教室で学び、いつか自分の店を持ちたい、と夢見ていた。遊学館二階の着物着付け施設でアルバイトをしていたとき、足利市が出店者を公募しているのを知り、「経営の知識や経験はゼロだけど、とにかく走りだしてみよう」と応募した。

 遊学館は、北側の足利学校まで八十メートル続く南北の石畳道と中心市街地を東西に貫く旧国道50号の交差点に接する鉄筋二階建ての施設。市が、旧銀行店舗を買い取って二〇〇三年、観光拠点としてオープン。一六年にリニューアルし、足利銘仙の着付けができる施設や観光客の休憩スペースがある。

 今年三月に一階のコーヒー店が撤退。市の出店者募集に八の団体・個人から応募があった。野村さんが選ばれた理由について市関係者は「新しい風を吹かせてくれると期待したから」と話していた。

 店名はキク科の一年草カモミールの和名から。「『植物のお医者さん』といわれる花。まちを元気にしたいから」と野村さんは言う。自慢は玄米を使った料理。オリーブティーやカモミールティー、季節ごとにゆずティー、ジンジャーティーなどを用意する。

 営業は午前九時〜午後五時。木曜休み。ランチは日替わりで、メニューは自身のフェイスブックページ(「野村貴代」で検索)で公開していく。

 

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