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【栃木】

足利市内の小中学生対象「家族のきずなエッセイ」 最高賞に梁田小3の石塚君

「家族のきずなエッセイ」の受賞者ら=足利市で(足利モラロジー事務所提供)

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 足利市内の小中学生を対象にした「第九回家族のきずなエッセイ」で最高賞の足利市長賞に梁田小三年、石塚大翔(ひろと)君の作品「温かい言葉と手」が選ばれた。社会教育を支援する足利モラロジー事務所の主催。

 自身の耳の病を通じて家族との心温まるふれあいを描いた石塚君。「これからも家族を大切にしていきたいです」と受賞の喜びを口にした。

 家族の愛情や優しさ、助け合い、思いやりなど身近な体験がテーマ。今回は約二千二百点の応募があり、十一月の表彰式では市長賞に加え、優秀賞六人と入選者三十人に表彰状が贈られた。 (梅村武史)

 市長賞以外の優秀賞受賞者は次の皆さん。

 市教育長賞 宮沢翔栄(第二中三年)▽市立小中学校長会長賞 小保方咲花(坂西北小一年)▽市小中学校PTA連合会長賞 梅野萌(第三中三年)▽足利文化協会長賞 斉藤このは(山辺中三年)▽モラロジー研究所賞 亀田采岐(梁田小三年)▽県モラロジー協議会長賞 山口博斗(白鴎大足利中一年)

◆温かい言葉と手 梁田小3年・石塚大翔

 ぼくは五才位の時、中耳えんになってびょういんへ行ったら、右の耳が聞こえにくい事が分かりました。それを聞いたぼくは、自分の耳のことが少し心ぱいになりました。

 家に帰ってからお母さんは、ぼくの右の耳に手を当てて、「こうしたら、聞こえるようになるかなあ。」と、さすってくれました。夜ねる前にも毎日、「だいじょうぶだよ。」と言って、なでてくれました。お母さんの言葉と手がとっても温かくて、安心できました。

 ある日、ぼくは心ぱいしてくれる家族に、「聞こえるようになったよ!」と、うそをつきました。それは、みんなにも、元気を出してもらいたかったからです。

 だけど、そのうそはすぐにばれてしまい、「うそをつかせてごめんね。でもね、心ぱいするのは大翔のことが大すきだからだよ。」と言われました。ぼくの事をこんなに思ってくれる家族がいて、しあわせだと感じました。

 

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