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【栃木】

足利市、「解決金」11億円予算案 小俣処分場で議会に提案

現在の小俣処分場。すり鉢状で側壁には保護シートが張られ、地中から発生するガスを逃がすためのダクトが立っている=足利市で

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 足利市は一般廃棄物最終処分場「小俣処分場」をめぐる地権者との和解協議で、用地取得費を含む「解決金」として十一億三千六百万円を用意する。二十一日、市議会定例会に同額の補正予算案を提案した。

 和泉聡市長は記者会見で「処分場問題の解決は所有権の取得しかない。解決金を準備して和解への決意を示す」と話した。市議会の同意を取り付け、二十七日に東京高裁で予定される第八回の和解協議で道筋をつけたい意向。解決金額と用地取得の範囲については地権者と合意済みという。

 金額は、見込みの埋め立て期間と水質管理期間などを通算し、賃料を掛け合わせて算出。和泉市長は「合理的な判断」と話した。

 同処分場は一九九七年八月、市が地権者から用地を借りて二十九億円を投じて整備した。埋め立て地面積は約二万二千八百平方メートル、容積二十五万三千立方メートル。九九年九月〜二〇一四年八月の十五年間使用された。その後、契約の延長ができず、現在は一般廃棄物から出る焼却灰の搬入ができない状態。焼却灰は県外に持ち出しており、市は年間二億四千万円という高額な処理費を委託業者に支払っている。(梅村武史)

 

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