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【栃木】

「いちご染め」おひなさま 鹿沼の人形店が完成報告

佐藤市長(右)に完成したひな人形について説明する篠崎専務=鹿沼市役所で

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 「いちご市」を宣言している鹿沼市で、イチゴで染め上げた生地を使ったひな人形が完成した。製品化した「カノヤ人形店」=同市万町=が、ほんのり赤く色づく打ち掛けをはおった女びなと、草木染の着物をまとった男びなを市役所に持ち込み、完成を報告した。

 カノヤ人形店と鹿沼農林商工連携・六次産業化推進協議会が連携し、市花木センターで生産されたイチゴ「なつおとめ」の実と葉で「丹後ちりめん」を染色。これを使って愛知県碧南市の「天鳳堂」の人形師が、ひな人形を製作した。

 人形は、それぞれ高さ約二十センチ。女びなは衣装の十二単(じゅうにひとえ)の打ち掛けに「いちご染め」の生地を使用。男びなの着物は、イチゴの葉を使って淡い緑に染め上げられている。いずれの着物にも細かくイチゴが刺しゅうされている。

いちご染めのひな人形

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 同店の篠崎哲也専務(43)は「イチゴ染めは手探りだったが、品のある人形に仕上がった。五月人形など活用の幅を広げたい」と報告。

 イチゴを使った染め方などの説明を受けた佐藤信市長は「自然な色合いがとても良い。イチゴの用途を拡大してくれて、力強く感じる」と感心していた。

 五セット(一セット十九万八千円)が同店で販売されたが、昨年暮れのお披露目直後に完売したという。(小川直人)

 

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