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【栃木】

鬼追い払う武者行列 足利で伝統行事「節分鎧年越」

「福は内、福は内、鬼は外」と威勢よく豆をまく武者ら=いずれも足利市で

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 「節分」の三日、今回で九十回目となる足利市の伝統行事「節分鎧年越(よろいとしこし)」が市中心部で行われ、鎧や冑(かぶと)を身に着け坂東武者にふんした市民ら約三百人が市中心部を勇壮に練り歩き、足利氏ゆかりの鑁阿(ばんな)寺で豆まきを行った。 (梅村武史)

 午後五時、織姫(おりひめ)公民館を出陣した一行は、ほら貝や陣太鼓を鳴らし、「エイエイオー」の掛け声で行進を開始。少年誠心隊員として初参加した同市立北郷小四年の厚木大空(そら)君(10)は「僕は真田幸村が大好き。胸を張って堂々と歩きたい」と話していた。

 一行は一時間かけて約一・三キロ離れた鑁阿寺に集結。国宝の本堂前で、主将の和泉聡市長が足利氏代々の供養と市の繁栄を願う「願文(がんもん)」を奉読し、武者たちは「福は内、福は内、鬼は外」と威勢よく豆まきを行った。

 鎧年越は、鎌倉時代中期に源姓足利氏四代目泰氏(やすうじ)が坂東武者五百騎を同寺南大門に勢ぞろいさせて一族の結束を図り、勢力を誇示したことが由来。一九一五年に市内繊維業者ら有志が復活させ、戦時混乱期の三七〜五一年を除き、現在まで続いている。

エイエイオーの掛け声で威風堂々と織姫公民館を出発した武者ら

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