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【栃木】

壬生町から宇都宮工高科技研究部に感謝状 おもちゃ博物館でミニ鉄道乗車会

体験会に使われるミニ新幹線と感謝状を受け取った部員ら=壬生町で

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 壬生町おもちゃ博物館で「ミニ鉄道車両&ミニソーラーカー体験乗車会」を開いてきた功績をたたえ、宇都宮市の宇都宮工業高校科学技術研究部に、町から感謝状が贈呈された。2017年3月以降の13回で、家族連れなど1万人以上を楽しませた。(小川直人)

 乗車会で利用するのは、東北新幹線をモチーフにしたミニ新幹線などの電動自動車とミニソーラーカー。スタッフとして参加する部員たちが運転して子どもたちを乗せ、舞台裏では車両のメンテナンスもする。

 部員は二十人で、主に燃費を競う省エネカー作りに取り組んでいる。ミニ新幹線は、温暖化防止などの環境イベントへの出展のため、一六年度に作り始めた。譲り受けた古い電動車いすをベースにしている。

 一七年三月、当時の男子部員が同館の鉄道模型のイベントにアルバイトスタッフとして参加。ミニ新幹線の取り組みをこの部員から聞いた同館の担当者が、学校側に問い合わせたことがきっかけで乗車会が実現した。

 同館で一日、感謝状の贈呈式があり、部長を務めていた三年畠山拓巳さん(18)は「貴重な体験になった。多くの人が利用してくれてやりがいがあり、思い出にもなった」とあいさつ。小菅一弥町長は「利用する子どもたちに夢を与えてくれた。ものづくりの担い手として夢を持って世界に羽ばたいてほしい」と激励した。

 副部長だった三年岸田拓実さん(18)は「『どうやって作ったの』と多くの人に聞かれた。いろいろな人と交流もできて良かった」と活動を振り返る。顧問の高橋兼吉さん(41)は「技術者が作った物について自ら説明することは大事だ。コミュニケーション能力の向上にもつながるのではないか」と意義を話した。

 同館での次回の体験乗車会は三月二十四日に開かれる予定で、今後も続けられるという。

 

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