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【栃木】

平成元年から30年、熟成の大吟醸 極みの銘酒「楽しんで」16、17日「酒蔵見学会」

昨年の「酒蔵見学会」の様子(第一酒造提供)

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 平成の終わりに平成元年仕込みの銘酒はいかが−。県内最古の蔵元で、日本酒「開華(かいか)」銘柄で知られる第一酒造(佐野市田島町)が十六、十七の両日開催する「酒蔵見学会」で、平成元(一九八九)年一月から三十年間、熟成してきた蔵出しの大吟醸を「平成ビンテージ(仮称)」として特別に提供する。日本酒ファン垂ぜんの淡い黄金色に輝く三十年の極みだ。 (梅村武史)

 島田嘉紀(よしのり)社長(53)は「華やかさと甘美な香りに加えて、まろやかを併せ持つお酒になった。めったに味わえない逸品」と胸を張る。

 バブル期につくられた酒らしくコメをぜいたくに磨き込んだ究極の大吟醸で、五度の低温で三十年間熟成してきた。通常の日本酒熟成は長くて三年程度という。

 提供予定はなかったが、平成が終わることから蔵出ししたという。二日間でおちょこ百五十杯限定。一杯千円で提供する。三月ごろ、七百二十ミリリットル瓶百八十本を販売する予定で値段は三万五千〜五万円の見込み。

 同酒造は一六七三年創業で県内最古の蔵元。恒例の見学会は今年で二十五回目で例年千人を超す来場者がある。

 限定のしぼりたて新酒や甘酒「糀(こうじ)の活力」の無料試飲会、地元菓子店とコラボした酒粕(さけかす)プリンの販売、お酒関連グッズが当たるくじなど、盛りだくさんのイベントが催される。

 利き酒師や酒造技能士の案内で、酒造りの工程や品質の違いなども学べる。

 島田社長は「平成の三十年間に思いをはせながら銘酒を楽しんでください」と来場を呼びかけている。

 参加無料。受付時間は両日とも午前十一時〜午後二時半。佐野駅南口と同社間で無料送迎バスを運行する。問い合わせは第一酒造=電0283(22)0001=へ。

30年熟成酒について語る島田嘉紀社長=いずれも佐野市で

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