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【栃木】

みんなにやさしいUDタクシー 五輪見据え導入加速

車いすでUDタクシーに乗り込む福田知事=宇都宮市で

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 障害の有無や年齢に関係なく誰もが利用しやすいユニバーサルデザイン(UD)のタクシーが県内で増えている。二十一日には、国や県などの支援を受けて導入された車の出発式があった。多くの来県者が見込まれる二〇二〇年の東京五輪・パラリンピックなどを見据え、導入の動きが加速しそうだ。 (北浜修)

 県は一八年度に、国や県内市町とともにUDタクシー導入を促進するための助成を始めた。県タクシー協会(宇都宮市)が県庁前の県民広場で開いた出発式では、助成を受けた三台が公開された。本県が自任する「いちご王国」のロゴをあしらった「いちごUDタクシー」だ。

 タクシーは、付属のスロープを使って車いすのまま乗降が可能。車内には十分な広さを確保し、手すりやつり革も備える。

 車いすでの乗車を体験した福田富一知事は「ゆったりしている。乗り心地がいい。景色も楽しめる」と感想を語った。

 協会によると、UDタクシーは一八年度に約三十台が加わって、これまでに導入した車を含め計約八十台に。二〇年度までに計百三十六台を目指すという。

 東京五輪・パラリンピックに加え、二二年には県内でとちぎ国体、全国障害者スポーツ大会が開かれる。福田知事は「国内外から大勢の人が来る。UDタクシーが親しみやすい乗り物として定着し、魅力ある元気な栃木づくりに寄与してほしい」と期待感を示した。

 協会の荒井勝会長は「障害者や高齢者、外国の人々から優しい、すばらしいと思ってもらえるタクシーにしたい」と抱負を語った。

 

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