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【栃木】

足利小山信金 JICAと連携覚書 中小企業の海外進出支援

JICAと覚書を締結した足利小山信用金庫の本店=足利市で

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 足利小山信用金庫(本店・足利市)は、地元の中小企業の海外進出を支援するため、国際協力機構(JICA)と業務連携・協力に関する覚書を交わした。中小事業所とのネットワークに強みを持つ同信金と開発途上国を支援するJICAがタッグを組む。関東の信金でこうした内容の覚書をJICAと交わすのは初めてという。 (梅村武史)

 中小事業所を対象にした海外支援セミナーの共催や個別相談、信金職員の勉強会、事業実施時の金融サポートなどを連携して行っていく。覚書は同信金と栃木県を管轄するJICA筑波との間で取り交わした。

 政府開発援助(ODA)を通じた途上国の支援を行ってきたJICAは、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、二〇一二年度から民間企業の途上国進出を支援する「中小企業・SDGsビジネス支援事業」を展開中。これまでに七百五十以上の事業所が事業を活用して進出しており、今回の連携も同事業が核となる。

 JICAは、約二万の中小事業所の取引先を持ち個々の企業ニーズを把握する同信金との連携で、事業を加速させたい考えだ。JICA筑波連携推進課の担当者は「海外進出を志向する事業所の発掘や資金支援を期待している」と話している。

 同信金は取引先の本業の総合的な支援に尽力しており、今回の覚書もその一環。同信金の冨田隆理事長は「海外進出のニーズがある取引先の要望に応えることで地域の発展に役立ちたい」と話している。

 同信金は〇四年、足利信用金庫と小山信用金庫が合併して生まれた県内最大の信用金庫。県南地域を中心に群馬県を含め二十四の本支店がある。

 

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