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【栃木】

保育所割り振りにAI活用 小山市実験へ 家族構成など点数化

 小山市は、保育所の入所希望者を各保育所に振り分ける作業に、人工知能(AI)を導入するための実証実験を始める。入所希望者の家族構成や就労の状況などを点数化して入所先を決める作業をAIに担わせて効率化を図る。

 市によると、四月入所の希望者は約七百人。これまでは担当職員二人が、十一月から二月までの間に、点数化した上で入所先の希望などを考慮して施設を決める作業を延べ千時間ほどかけて行ってきた。

 新たなシステムでは、入所希望者のデータを基にAIが点数化し、保育所を割り振る。割り振るだけなら十五分ほどで終わるという。担当職員が結果をチェックして入所希望者に伝える。同様のシステムの実証実験は既にさいたま市が実施しているという。

 市は、二〇一九年度当初予算案にシステム構築のため約五百五十万円を計上。過去のデータを使って職員が手作業で振り分けた結果とAIの結果を比較するなどしてシステムの調整を図る。二一年四月の入所分の適用を目指す。市こども課の担当者は「省力化と決定までの時間短縮に期待したい。システムが最適化した結果で、利用者の満足度が上がる可能性もある」と話している。 (小川直人)

 

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