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【栃木】

県内初の広域公営路線バス 出発進行 渡良瀬遊水地への観光客増期待

広域公営路線バスの開通を祝い、テープカットする栃木市の大川秀子市長(左から4人目)、小山市の大久保寿夫市長(左から3人目)ら=栃木市で

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 小山、栃木両市のコミュニティーバスを互いに接続して運行する事業が十三日から始まり、路線が重なる栃木市藤岡町部屋の部屋南部桜づつみ公園で記念式典が行われた。同公園は渡良瀬遊水地が一望できる観光スポット。十六日には春の風物詩「ヨシ焼き」が予定されており、関係者は新幹線とバスを乗り継いだ観光客の来訪を期待している。(梅村武史)

 この日から運行を始めたのはJR小山駅から南の渡良瀬遊水地方面に延びる小山市の新規路線「渡良瀬ライン」(二五・五キロ)。

 栃木市は二十三日から「部屋線」を南に約三キロ延ばし部屋南部桜づつみ公園で連結する。バス停は共同利用で、栃木市側は公園名をバス停名に使い、小山市側は同じバス停の反対側に「ラムサール渡良瀬遊水地駅」と命名した。

 式典で小山市の大久保寿夫市長は「県内初の公営バス乗り入れが実現し、とてもうれしい」とあいさつ。栃木市の大川秀子市長は「地域住民の声がきっかけで実現した。生活の足に、観光地へのお出かけに大いに利用してほしい」と強調した。関係者や地元住民ら約百五十人が見つめる中、テープカットを行った。

 同バス停は渡良瀬遊水地北辺の堤防上にあり、例年、写真愛好家が結集するスポット。ヨシに火を放ち、湿地環境を整えるヨシ焼きは十六日午前八時半〜午後五時の予定(悪天候は順延)。

 バス相互乗り入れは両市の政策連携の第一弾。二十三日には栃木市の「皆川樋ノ口線」が小山市松沼にあるバス停「小山西高校前」まで延び、小山市の「思川駅線」とつながる。今後、スポーツイベントや渡良瀬遊水地の環境保全活動などでも連携していく方針。

渡良瀬ラインの運賃と主要運行エリア。小人は小学生、高齢者は65歳以上=小山市提供

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