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【栃木】

ライチョウ きょうから公開 那須どうぶつ王国で初めて

エサ場でたたずむ雄=いずれも那須どうぶつ王国で

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 国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウが、那須どうぶつ王国(那須町)で十五日、報道関係者に公開された。環境省の「ライチョウ保護増殖事業」に基づき飼育してきた。佐藤哲也園長は「知名度の高い鳥だが、見たことがない人も多いと思う。ライチョウのことを知り、保全の取り組みにも関心を向けて」と呼び掛けている。十六日から一般公開する。 (小川直人)

 ニホンライチョウが動物園で公開されるのは十五年ぶりで、同園では初めて。

 公開されるのは、二〇一七年七月に園で生まれた雌と繁殖のため大町山岳博物館(長野県)から移送された雄の二羽。体長はいずれも約二五センチ、雄は体重五八四グラム、雌は五八〇グラム。

 園内の施設「保全の森」内で、隣り合う飼育室で別々に展示される。当面の展示時間は午前十一〜午後一時。展示室のガラス越しに観察できる。

 雌は昨年七月に産卵したが、ふ化はしなかった。今年も繁殖を目指し、四月下旬ごろには同居させる予定という。

 飼育室内の二羽は、動き回ってやや落ち着かない様子。雌は空気清浄器が置かれた台に飛び移るなどしていた。雄の飼育室からは「ググーッ、グー」と縄張りを主張する鳴き声が聞こえた。

 飼育員は「人が多いので少し興奮しているようだ。二羽ともエサを良く食べて元気」と見守っていた。

 同じ保護増殖事業でニホンライチョウを飼育している上野動物園(東京都)など全国の四園では、十五日から公開が始まった。

「保全の森」のニホンライチョウの展示スペース

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