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【栃木】

<小森信道の東奔西走 自転車レース取材記>東京五輪目指し奮闘中 日本代表・増田選手

ツール・ド・台湾で、アジア人最上位の個人総合8位となった増田選手(左から2人目)は、UCIポイントだけでなく、アジアンリーダージャージーも獲得した=3月21日、台湾で(サイクルジャーナリストの福光俊介さん撮影)

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 自転車ロードレースの国内シーズンが開幕し、宇都宮ブリッツェンもツアー戦Jプロツアー(JPT)の開幕ラウンドの二連戦と、国際自転車競技連合(UCI)公認国際レース「ツール・ド・とちぎ」を戦い終えた。

 そんな中、キャプテンの増田成幸選手が出場していないことを不思議に思った人もいるかもしれない。増田選手は今、二〇二〇年東京五輪出場に向けた、もうひとつの戦いに力を注いでいる。

 以前に本欄でも触れたが、東京五輪の日本代表に選出されるには、今年の一月一日から来年の五月三十一日の対象期間で獲得したUCIポイントで、日本人選手の上位二人に入る必要がある。

 そのため、より多くのUCIレースで成績を残してポイントを稼ぐことが必要になるのだが、ブリッツェンは国内での活動がメイン。出場できるUCIレースには限りがあるのが実情だ。

 しかし幸いなことに、増田選手は日本自転車競技連盟(JCF)が定める強化指定選手に選出されており、三月十七〜二十一日に開催された「ツール・ド・台湾」に日本ナショナルチームで出場する機会を得た。

 同レースで、増田選手は第二ステージ終盤に五人の先頭集団に入ってあわや逃げ切り勝利の場面をつくると、その後も安定した走りで個人総合の順位を上げていく。そして、最終日の第五ステージではチームメートのアシストもあって個人総合八位に浮上。アジア人最上位となり、UCIポイントもしっかり三十ポイント獲得した。

 増田選手は現在、マレーシアで開催中の「ツール・ド・ランカウイ」に、引き続き日本ナショナルチームで出場している。国内で奮闘するチームとともに、増田選手の五輪出場への挑戦にも注目していきたいところだ。

<レース概要> ツール・ド・台湾は、台湾全土を舞台に5ステージ、総レース距離約720キロで争われた、UCIアジアツアー1クラスのレース。ツール・ド・とちぎよりランクが高く、獲得ポイントも大きい。

 

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