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【栃木】

<小森信道の東奔西走 自転車レース取材記>岡選手、独走V 主戦場での勝利も期待

不調を感じながらも勝負どころを見逃さずに独走勝利を飾った岡選手が、チームに今季初勝利をもたらした=7日、静岡県伊豆市で

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 七日、日本自転車競技連盟(JCF)が主催する「チャレンジサイクルロードレース大会」が静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンター(CSC)で開催された。

 国内ツアー戦のJプロツアー(JPT)や国際自転車競技連合(UCI)公認国際レースなど、宇都宮ブリッツェンが主戦場とするレースではないものの、今年で四十四回目の開催となる歴史ある同レース。これまでも幾多の名勝負が繰り広げられてきた。

 今回、ブリッツェンは出場の判断を選手たちに任せたため、鈴木譲、鈴木龍、岡篤志の三選手がエントリー。チームとして明確なプランは立てず、各選手がそれぞれの強みを発揮して勝利を狙った。

 レースは序盤から激しいアタック合戦となり、周回を重ねるごとに集団の選手が絞られていく展開。ブリッツェンは全員が前方でレースを進めたが、ここで鈴木龍が膝に痛みが出たため大事をとってリタイア。残る二選手が勝利を狙うことに。

 その後、集団は大きくふたつに割れ、先頭は鈴木譲と岡の二選手を含む二十人ほどに。さらに残り三周を前にした攻撃で岡選手を含む四人の選手が先行する展開になり、残り一周を前に単独で飛び出した岡選手がそのまま独走で優勝を飾った。

 勝利した岡選手は、個人総合4位になったツール・ド・とちぎ後から不調を感じていたと言うが、その中で勝機を見逃さずに独走に持ち込んだ。悪いなりに勝利に結びつく走りができるようになった点は評価できる。

 また、積極的に攻撃を仕掛け続けた鈴木譲選手、大事をとってレースを降りた鈴木龍選手も、コンディションは決して悪くない。この後のレースでの活躍が期待できそうだ。

 二十一日からは主戦場とするJPTが再開する。主戦場での勝利にも期待したい。

◆レース概要

 国内レース界に春の訪れを告げる歴史あるレース。上りと下りしかない日本CSCの5キロコースを13周プラス4キロメートル走る69キロで争われた。

 

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