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【栃木】

<小森信道の東奔西走 自転車レース取材記>五輪目指す増田選手 貴重なポイント上積み

3月のチームキャンプの時から仕上がりの良さを見せていた増田選手。調子を維持して着実にUCIポイントを加算していってほしい=3月、静岡県伊豆市で

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 自転車ロードレースの宇都宮ブリッツェンでキャプテンを務める増田成幸選手が、二〇二〇年の東京五輪出場をかけて挑戦を続けている。

 六日から十三日には、マレーシアで開催された国際自転車競技連合(UCI)公認の国際レース「ツール・ド・ランカウイ」に日本ナショナルチームとして出場。個人総合五位となり、五輪出場を左右する貴重なUCIポイントを八十五ポイント獲得した。

 先日のツール・ド・台湾で獲得した三十ポイントと合算した百十五ポイントは、大会終了時点で日本人選手トップの獲得ポイント数だ。

 今大会の個人総合争いでヤマ場となった第四ステージは、登坂距離二十キロ、平均勾配7・4%を誇る超級山岳、ゲンティンハイランド山頂にフィニッシュする過酷なレイアウト。

 増田選手は終盤までチームメートのアシストを受けて脚を温存すると、ゲンティンハイランドでのエース対決で一歩も引かない走りを見せ、トップから一分十九秒遅れのステージ五位でゴール。個人総合でも五位に浮上し、最終日までその順位を守り続けた。

 東京五輪出場に向けた選考基準では出場レースによって独自の係数が乗じられ、欧州のレースで獲得したUCIポイントの方が大きく評価される。

 また、選考期間も来年の五月三十一日までと長く、現時点で日本人トップの獲得ポイントだからといって安泰ではない。それでも、着実にポイントを積み重ねていけば、チャンスはある。

 増田選手は引き続きチームを離れ、日本ナショナルチームとしてウズベキスタンで二十三日から開幕するアジア選手権に出場する。係数は高くはないが、ポイントを加算できる貴重な機会なのは間違いない。快走に期待したい。

◆レース概要

 ツール・ド・ランカウイは、マレーシアで開催されるアジア最大のステージレース。ジャパンカップと同じ、UCIアジアツアーで最高の超級にランクされる。今年は8日間8ステージ、総走行距離1200キロ超で争われた。

 

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