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【栃木】

たどる、鎌倉街道と栃木 県立博物館 発掘物や資料展示

街道を通じ、もたらされたとみられる大陸や朝鮮半島の陶磁器の遺物=いずれも宇都宮市で

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 県立博物館(宇都宮市)で、企画展「下野の鎌倉街道−道を行き交う人と物−」が開かれている。

 同館の馬籠和哉・主任研究員によると、鎌倉街道は中世以降に鎌倉から各地へ広がった道の総称。この呼び名が一般的になったのは、江戸時代の古文書などから、同時代以降と見られるという。

 企画展では、鎌倉から関東、東北を縦断して陸奥湾へ至り、人や物流の幹線となった鎌倉街道(奥大道(おくだいどう))に焦点をあて、周辺で発掘された物や関連資料など約五百点を展示する。

 奥大道は栃木県においては、現在の小山市、宇都宮市、那須町などを通った。

 宇都宮市内で出土した遺物では、大陸や朝鮮半島からの陶磁器など、街道を通じてもたらされたと見られるものがあり、興味深い。

 福島県白河市や岩手県平泉町など、他県の奥大道周辺の資料なども見られる。

 馬籠さんは「古くから栃木県は東北への入り口にあたり、関東と東北を結ぶ交通の要衝であったことを知ってほしい」と話している。

 六月十六日まで。休館は月曜日。大型連休中は開館する。 (北浜修)

展示されている鎌倉街道(奥大道)の地図

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